由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

「駄目、絶対に駄目です」と面と向って云われながらも、さらに希望を捨てずに付き纏う炎の画家―「逢わせてくれるまで、こうしています」と云って、蝋燭の火に手を翳し続ける

皇紀弐阡八百六拾参年四月弐拾参日 五時五拾分起床。ヨガ。 玄米朝食。 ★ 《ペイルブルーに染まって Ⅲ》執筆―昨日、既に書いておいた壱百枚を再チェックして、加筆した―引続き、恩地vsおんな弁護士の、今度はオフィスでの濡場に取り掛る―オリジナル版のシ…

リライト版《ペイルブルーに染まってⅡ》ではオリジナルのおんな弁護士vs恩地の濡場六〇枚を四三〇枚に加筆―オリジナルを讀んだ読者にも充分に鑑賞に耐えると自負する

皇紀弐阡八百六拾参年四月壱拾九日 五時五拾分起床。ヨガ。 酵素玄米朝食。 ★ 《ペイルブルーに染まって Ⅱ》昨日に引き続き、再チェックを行ふ―昼前に完了―以前に書いたように、此のリライト版《Ⅱ》ではオリジナルのおんな弁護士vs恩地の濡場六〇枚を四三…

弟のテオに書いた手紙には、其れまで見られなかったゴッホの心情が迸る勢いで書かれてある―しかも、其の文章は読書家でもあるゴッホの面目躍如とばかり、美事な表現力を発揮している

皇紀弐阡八百六拾参年四月壱拾八日 五時四拾五起床。ヨガ。 酵素玄米朝食。 ★ 久しぶりに《ペイルブルーに染まって》を繙く―今月末頃、配信予定の《Ⅱ》、既に準備は整っていたが、そろそろ《Ⅲ》に取り掛る前に、再読―いくつか気になる点を発見―頭からチェッ…

自ら貧しさを選び、其れを愛するものは大きな宝を手に入れ、恒に自分の良心の声をはっきりと耳にしているようになるだろふ

皇紀弐阡八百六拾参年四月壱拾七日 五時半起床。ヨガ。 玄米朝食。 ★ ファン・ゴッホ書簡集Ⅰ、一昨日、肝心の手紙までが長い、と書いた―が、讀み進めるうちに、実は下地としては重要であることを再認識した―ゴッホの主に弟のテオに宛てた手紙は、実は其の時…

集英社版のあとがきは、富士川義之氏が書いている―ミラーの作品で評価出来るのは、此の《南回帰線》までで、其の後の《薔薇色》等は冗長で、讀む価値はない、と断言している

皇紀弐阡八百六拾参年四月壱拾五日 六時起床。ヨガ。 酵素玄米朝食。 ★ 更新を忘れていた三日前のブログを― 皇紀弐阡八百六拾参年四月壱拾壱日 六時起床。ヨガ。 酵素玄米朝食。 ★ 火曜日に仕事場に戻ったが、暴風雨の中、結局身内の車で駅まで向った―歩行者…

本日九日、雨―此の処、仕事場に戻る日は必ず悪天候である―今日は昼間、大雨だとか―こう云ふ場合、和装は厳しい―いっそ、着物はバッグに入れて、洋装で出掛けるか

皇紀弐阡八百六拾参年四月九日 六時起床。ヨガ。 玄米朝食。 ★ 弐日前のブログの更新を忘れていたので、此処に載せておく― ★ 四月七日 次第に晴れて、太陽が覘く―昨日も隙を見て、庭の草毟りをちょいとだけやってたら、スギナがしっかり芽を出して、一部はか…

フォークナーとドストエフスキイ弐冊を裁断―まずはフォークナーから自炊― 《八月の光》《アブロサム、アブロサム!》《野生の棕櫚 》 何時買ったのか記憶にないが、恐らく古書店で一冊壱百円のコーナーだったはずである―俟た一つ愉しみが増えた

皇紀弐阡八百六拾参年四月六日 五時五拾起床。ヨガ。 玄米朝食。 ★ 以前の書斎にあったパワー・アンプ、マッキントッシュ250を二階から今の書斎へと下ろす―JBLのすぐ脇のラックの一番下から出すのに一苦労―そして、持上げるのにまたまた―弐月下旬にも…

住宅街の狭い道をいきなりトラックが占拠しているのにぶつかる―近づくと汚えトラックのナンバープレートに《川口》の文字が―此処は都下なんだがな

皇紀弐阡八百六拾参年四月五日 五時四拾五分起床。ヨガ。 酵素玄米朝食。 ★ 雨になったが、桜は咲いている―昨日は二〇℃で、今日は一三℃らしい―確かに、外は暖かかった、が、部屋の中は未だ暖房が必要である―青空の下、桜を愛でて、等と思っていたが、美事に…

扨、あなごでも食べて、明日は桜を観に行こふかな―

皇紀弐阡八百六拾参年四月参日 五時半起床。ヨガ。 酵素玄米朝食。 ★ 別名義の新作に昨日、今日とさらに加筆する―此れでひとまず終了と云ふことに―書き出すまでも難産だったが、書き出してからも其れは変らなかった―其の分、今日書き終えて、確かに或る一定…

本日、最新作《ペイルブルーに染まって Ⅰ》配信開始です。

皇紀弐阡八百六拾参年参月参拾壱日 五時半起床。ヨガ。 酵素玄米朝食。 ★ 《北回帰線》再読、昨日終了―此のラストシーンが、もっとも味わい深いと云ったら、当人は何と云ふだろふか―本作の冒頭、アナイス・ニンの、此の作品の総てが要約されている、と云われ…

ミラーのようなタイプでは、譬えば技術的な進歩とか深化と云ふものは、ほとんど意味を持たないのが改めて判る―其の意味では得なタイプなのかもしれない

皇紀弐阡八百六拾参年参月弐拾八日 五時四拾五分起床。ヨガ。 酵素玄米朝食。 ★ 昨日辺りから気温が上昇、車で買物した際もコートを羽織らず、長着に羽織でイケた―とは云え、道路は雪解けで彼方此方が水溜になっているので、草履は未だ危険である― ★ 《北回…

ペイルブルーに染まってⅠ》の予約が今日から開始、配信は参拾壱の予定―此のリライト・ヴァージョンはキャラクタあの掘り下げ、濡場の加筆に違いがある

皇紀弐阡八百六拾参年参月弐拾六日 五時四拾五分起床。ヨガ。 酵素玄米朝食。 ★ 別名義の作品、寝ながら彼是考えて、今日の昼前にさらに加筆を行ふ― ★ 昼過ぎ、天気が良いので、脚を伸ばして自然食品の店まで歩く―約参拾分、ほぼ昇り坂である―除雪車が活躍し…

午前中、数枚を加筆して脱稿―其れでも書き出す迄の方が、時間が掛るのは毎度のことである―そろそろ、本名義に復帰するかな―

皇紀弐阡八百六拾参年参月弐拾五日 五時五拾分起床。ヨガ。 玄米朝食。 ★ 昨日、別名義の作品、朝から取り掛る―午前中で脱稿まで行ける、と思ったが、終らなかった―午後、さらに書き続ける―途中で散歩、買物等で一息入れるものの、結局夕食前までに終らず― …

本日は珍しく穴子を調理、白焼きかかば焼きか―最近はほぼ断酒続きだが、日本酒も偶には―

皇紀弐阡八百六拾参年参月弐拾参日 五時四拾五起床。ヨガ。 酵素玄米朝食。 ★ 別名義の作品をさらに加筆―もう一つ新たなエピソードを挿入したい、と考えてから、二日、三日と経過―ナカナカ、泛ばないので、其の間に《ネクサス》(河野一郎訳)を読み進める―…

《あの夕陽》《エミリーにバラを》を再読―共に評価通りの出来栄えである―此れを讀まされてしまふと、どうしてもさらに、もっと、いや全部、と云ふ気になるのだ

皇紀弐阡八百六拾参年参月弐拾日 六時起床。ヨガ。 酵素玄米朝食。 ★ まず初めに訂正―ジョイスの訳者を河野一郎と記していたが、正しくは安藤一郎―将に汗顔の至―《南回帰線》等の訳が讀み易い理由も、此れで納得― 引続き河野一郎訳《ネクサス》を讀み出した…

少子化が日本だけではなく、世界の主に先進国で進んで止まらないのは、今の時代、ネットによってほとんどタブーらしきものが消滅して、総てがオープンに観られる、そう云ふ環境が影響しているのではないか、

皇紀弐阡八百六拾参年参月壱拾九日 五時半起床。ヨガ。 酵素玄米朝食。 ★ 《南回帰線》昨夜、読了―巻末の解説を読んでみると、既に一度眼を通していることに気づく―《北回帰線》から本作、そして《ネクサス》《プレクサス》と続く《薔薇色の十字架》に関して…

沖縄のミンサーと云ふ角帯を入手―締め心地は大変宜しい―特有の柄が映える―失敗したと思っていた長着が美事に甦った―ナカナカ―

皇紀弐阡八百六拾参年参月壱拾七日 五時半起床。ヨガ。 玄米朝食。 ★ 別名義の作品にさらに加筆する―少しは形が整ってきただろふか―と云っても、特にスタイルを意識した訳ではなく、寧ろ既成のスタイルからの逸脱を目指した作品でもある―謂わば、コラージュ…

冬の終りを感じさせるが、明日からまた、また、また雪やコンコン―こんな日はQawwali等を聴きたくなる―つまりヤケクソってことだな―

皇紀弐阡八百六拾参年参月壱拾六日 五時半起床。ヨガ。 玄米朝食。 ★ 別名義の新作にさらに手を入れる―ほぼ完成した―いや、もう少しか― ★ 河野一郎訳で讀む《南回帰線》―流石に、昨年後半に讀んだだけに、各場面は覚えている―其れでも、細かい処は訳の違ひも…

南回帰線》訳者は河野一郎―ミラーの大仰な形容、突飛な発想と喩えが連続する饒舌体の文章を、抑制の効いた、渇いた文体で訳した点が功を奏したのだろふ

皇紀弐阡八百六拾参年参月壱拾四日 六時起床。ヨガ。 玄米朝食。★ 別名義の作品に手を入れる―未だ、物足らない感じである―★ 二台眼のファイヤーHD8(第7世代)をチェック、無事に充電されて問題なく使用出来ている―此れが起動しなければ、此れまでの自炊…

ブログ更新が捗らなかった理由の一つとして、ファイヤーHD8の不調があった―結論を先に書くと、ファイヤーが逝ってしまった―

皇紀弐阡八百六拾参年参月壱拾弐日 六時起床。ヨガ。 玄米朝食。 ★ 参月朔日の、此のブログの原稿を書きかけ、其のまま放置となって、もうすぐ弐週間になる、と今気づいた。 一応、書きかけの部分を、此処に貼付けておく― 皇紀弐阡八百六拾参年参月壱日 四時…

配信開始《ペイルブルーの熱い雨》 サンケイスポーツ紙連載。《ペイルブルーの咆哮》アップデート版。

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配信開始《ペイルブルーの熱い雨》 サンケイスポーツ紙連載。《ペイルブルーの咆哮》アップデート版。

《ペイルブルーの熱い雨》 由紀かほるベスト・セレクション 作者:由紀かほる Amazon

《ペイルブルーの熱い雨》本日、アマゾン・キンドルより配信開始―昨年末から、着手した本作―此処に至るまでの事を思い出せば、感無量―読者の方ゝからも彼是とアドヴァイス、意見、指摘を頂き、其れが少なからず背中を押してくれた

皇紀弐阡八百六拾参年弐月弐拾八日 六時半起床。ヨガ 酵素玄米朝食。 ★ 《ペイルブルーの熱い雨》本日、アマゾン・キンドルより配信開始―昨年末から、着手した本作であるが、其の後の配信までの顛末は既に此のブログを読んで頂ければ瞭然なので、繰返さない―…

少し前から別名義での新作の構想を練っていた―其れが今日になって次第に形が出来始めてきた―明日の移動中に、さらに肉付けしていきたい

皇紀弐阡八百六拾参年弐月弐拾六日 五時半起床。ヨガ。 酵素玄米朝食 ★ オーディオを午前中に送る手配をして、二階にある自作のラックを下ろして、パソコンデスクの脇に並べる―ようやく、今回の目的を果たす― ★ 久しぶりの青空が覘く中、北風に吹かれて税務…

マッキントッシュ250を下ろした―実はこのパワーアンプ二台を、モノラルで接続し、タンノイGRFを鳴らしていたのだった―

皇紀弐阡八百六拾参年弐月弐拾五日 五時半起床。ヨガ。 酵素玄米朝食。 ★ 昨日に引き続き、アンプの視聴を行ふ―ラックスマン、C-06、ネットで検索して、パワーアンプとの接続を再確認―昨日は音が掠れて、すぐに聴こえなくなった―考えられるのは、接続箇所…

音楽は謂わば食事のようなものであって、其れ無しには仕事も読書もままならぬ―だから、此れまで妥協してこなかった―其れがPCを活用することになった頃から、お手軽な方へ傾いていってしまったのだ

皇紀弐阡八百六拾参年弐月弐拾四日 五時半起床。ヨガ。 酵素玄米朝食。 ★ 異常な低温が続く―其れでも、今日はようやくお天道様が貌を出して、少しばかり気持ちも晴れる― 今回の帰省では、まず確定申告、そして何時も通り、要らない本等の処分が当面の目標だ…

鷗外《雁》を読む―何回目か、定かではない―内容は流石に覚えてはいるものの、実際に読み出すと、かなり頼りない記憶だと気づく―辛うじて、最後の有名なシーン、不忍池に泛ぶ雁を石で殺して云ゝの処が一致した位である

皇紀弐阡八百六拾参年弐月弐拾参日天長節 六時起床。ヨガ。 ★ 酵素玄米朝食。 ★ 昨日、吹雪の中を駅へと向ふ―幸いにして、交通機関はほぼ定刻通りに動く―東京は雨の予報、なれど、小雨が降ったり止んだりで、傘を差している人も半ゝくらいか―和服用のレイン…

タイトルを《ペイルブルーの熱い雨》に修正しました。予約開始です。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0CVX7GBQW

プーチン大統領とタッカー・カールソンのインタビューが流れていたが、其の中で、プーチン大統領の口からドストエフスキーの名前が出て驚いた―

皇紀弐阡八百六拾参年弐月弐拾日 五時半起床。ヨガ。 自家製ボルシチと玄米朝食。 ★ コメントの返信に替えて― ◎ヘンリー・ミラー― 之から読むのであれば、お薦めは、 吉行淳之介訳《愛と笑いの夜》 此方は短篇集で、文庫本にもなっている―ハードカバーは、確…

三〇年も経てば、今の表現等も古臭くなるに違いない―最先端を行く流行ほど古びるのは早い、之は世の恒である―

皇紀弐阡八百六拾参年弐月壱拾九日 五時起床。ヨガ。 ★ 酵素玄米朝食。 ★ 《ペイルブルーの熱い風》オリジナル・ヴァージョン―朝方、ヨガもどきのストレッチをしながら、ふと、一つの表現が頭に泛んで、次第に気になってきた―既に書いた通り、此れはオリジナ…