由紀かほる「憂国記」

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誰だって死ぬ。其れが偶々癌だっただけだろう―等と呑気に云っている場合ではない。死ななくてもいいのに死ぬのは不本意だろう

  七時前起床。ヨガもどき。

 快晴。玄米。味噌汁等を頂く。

 本日、帰省。順調にフライトを終える。乗れないと思っていたリムジンバス。到着が一〇分早くなった御蔭で余裕で乗れた。運転手が跳ばす跳ばす。此の時刻で、一時間を切った。記録かもしれない。

 駅前のスーパーにある自然食品の店で、彼是買ってみる。値段もナカナカ。普段、農家の人たちがアーケード等で売っている野菜が、如何に安いかが判る。

 其れにオーガニックを謳っていても、いや、日本の場合はJASの力で、オーガニックという表示をするためには、毎年一〇万を払わなければならないらしい。しかも、オーガニックとは食べる消費者の健康にいいのではなく、自然に優しいのが謳い文句である。従って、しっかりと農薬は使っている。一般のよりも少ないのが救いだろう。

残念ながら、此れが日本の実情である。彼の国よりは、彼処よりはマシだろう等と安心していてはいけない。

 ほとんどすべての食料が汚染されている。彼処や彼処の国よりも、もっと非道いものが売られている。

 EUでは毒物として禁止されているものが、御菓子やら惣菜やら彼是に平然と使われている。

 そりゃ、癌患者が増えて、死因のトップに躍り出ようとするのも宜なるかな

 かつてアメリカは癌による死亡者が日本よりも圧倒的に多かった。それが、二〇年位前を堺にして、逆転してしまった。そして、今その差は年々大きく開いている、と云うこの現実。

 誰だって死ぬ。其れが偶々癌だっただけだろう―等と呑気に云っている場合ではない。

 死ななくてもいいのに死ぬのは不本意だろう。辛い手術や、その後の投薬治療を享けるのも、人生だと割り切れるか?本当に、其時になって、平然と咲っていられるか?

 少なくとも原因がある程度判っているなら、自分で自分の身を守ろう―其れだけの噺だ。

 残念ながら、メディアは教えてくれない。ほとんどの病院へ行ってもドクトルは教えてくれない。

 此れも悲しい現実なのだ―

  本日も無事帰省出来たことに感謝。

 惟神霊幸倍坐世

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