由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

本日は霙(みぞれ)。雪もタイガイだが、霙はもっと嫌だ

 七時起床。ヨガもどき。

 玄米、南瓜スープ。納豆、茶殻ふりかけ。漬物。

 本日、バースディ。だから?

 夜はとっておきの、おでんさ。昼から仕込んでおく。昆布に鰹、さらに鶏の胸肉から出汁を取る。

 レシピは某サイトから拝借。名前を明かしたいが、迷惑が掛っても拙いので、伏せておく。

 どうやら主婦らしいのだが、此れまでダッチオーブンの際に参考にさせて貰っていた。

 つい数日前に、実はかなり有名な主婦らしいと知った。ツィッターもやっているらしい。

 其のレシピも気が利いているが、ツィッターの文言もよい。こんな風にニヤリとさせてくれる人も、そうはいない。

 其のセンスが料理にも、いや、逆か。

 味覚のセンスは他の彼是にも共通すると、巷間云われているからな。

《東方のロマ》と云う作品を、かなり以前に書いた。所謂、隠居時代の手慰みの一つである。

 原稿の末尾に、

 平成28年9月3日書き始め

 平成29年5月9日改稿

 と記されてある。そんなに近い過去だったのか。意外である。

 久しぶりに読んで、ちょいと手を入れてみる。悪くないな、と自画自賛

 ついつい勢いで、最後まで加筆修正を行ってしまった。約一七〇枚。何時か陽の目を見る時が来るだろう―

 本日は霙(みぞれ)。雪もタイガイだが、霙はもっと嫌だな。此方では雪のときは傘を差さない。が、霙となると、様相が違う。差さなければ、ベチャベチャになるから、面倒だが差す。

 差さなければならないから、外出が一段と億劫になる。

 でも、出掛けた。少し雨が上った気がしたのだが、玄関の外はザーザーザーザー。米軍の防水ジャケットだが、頭にボーラーハットなので、傘を差して出掛ける。

 近くを歩いて戻るつもりが、冷蔵庫のヒューガルデンホワイトがもう一本しかないので、ちょいと脚を伸ばして、某スーパーまで。其処にもヒューガルデンホワイトはないが、水曜日の猫はある。

 歩道はグシャグシャグシャ。脚もとの悪い中、三〇分近く掛って到着。

 魚のコーナーを覘くが、矢張り何もない。ビールコーナーで猫の他、何種類か適当に買ってみる。

 返りは遊歩道を歩く。雪だらけだが、三〇センチくらいの幅で、人が歩いた痕があり、其処をグシャグシャグシャと歩く。

 思い立って、駅前のスーパーを覘く。南蛮海老はなし。ヤリイカはあったが、色が宜しくねえなあ。其れに捌く意欲が今日はあまりない。

 と、脇の方にワカサギ発見。其れを唐揚げにしようと購入。序に近頃、気に入っているビーフンも。

 戻って、おでんの鍋を見たら、汁を具材が吸っちまってた。

 扨、ささやかにバースディを―

 本日も執筆出来たことに感謝。

 惟神霊幸倍坐世

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