由紀かほる「憂国記」

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マスクは義務でも強制でもないから、わざわざ国や医師会側が、マスク不要を宣言しないのだ、と云う説もあるが、其れなら一部のスーパーや交通機関での、あの《強制》は矢張り法律違反、憲法違反だろう。其れを主張し、実践すると、何故か叩かれる狂った、いやお莫迦な国となってしまった

 皇紀弐阡八百六拾弐四月参拾日

 六時四〇分起床。ヨガもどき。

 酵素玄米。豆腐韮生姜の味噌汁。藁納豆。長芋、大根下し。茶殻。

《おんなキャビンクルー【魔婬】》サードステージ。執筆。新たなアイデアで書き進める。昨日からその一部をリライト。ヒロインの心理をもう少し違った角度から描いてみる。

 昨日、軽い食事の後、水曜日のネコで眠くなる。七時に横になったら、少し寝てしまった。原因は今日の朝方になって気づく。

 起きて、もう少し飲む。珍しく、一一時半まで起きて就寝。

 冬の掛蒲団を夏用に変えた。其れではちょっと心配なので、毛布を掛蒲団の上に掛けて寝た。

 胸と脇腹辺りにまた痒みが出てくる。眠れず、筋肉痛を和らげる薬を軽く塗る。それでもナカナカ収まらず。暫くして、少し寝たらしい。気づくと、上に掛けておいた毛布を剥いでいた。

 あ、此れだな―と気づいて、毛布を片付ける。すると、痒みが収まった。昨日の夜七時に眠気に見舞われたのは、冬の掛蒲団が寝苦しかったせいだろう。そして、今日も一番深い眠りに入る一〇時から午前二時まで、ほとんど眠れていない。其のせいで、朝起きたときは、頭も冴えない。きっと、今日も夕食後には―

 此の時点で、今の身体は合成繊維類は享け付けないことが判明した。原因が体質の変化のためなのか、シェディングなのかは尚不明である。

 因みに、毛布はポリエステル一〇〇%。そして、夏掛けの布団はウクライナ製であった。★

 今日は無農薬野菜の配達の日。馬鈴薯、人参、大蒜、卵等が届く。さらに行者ニンニクも。来週からは、近くのアーケード街で他の農家も加わって、今年配所の土曜市が開かれる。「未だ、大したものは揃わない」と配達のご主人が云っていた。

 其れでも此れから半年は、さほど食材捜しに苦労しなくて済みそうだ。

 快晴になってきたので、買物がてらの散歩。オーガニック系の野菜等を買ってくる。GWで人も車も増えている。

 何人か、ノーマスクの人とすれ違う。若い夫婦で、小さい子供を連れ、さらに母親らしき人と犬二匹。此れは何となく安心する。

 マスクは義務でも強制でもないから、わざわざ国や医師会側が、マスク不要を宣言しないのだ、と云う説もあるが、其れなら一部のスーパーや交通機関での、あの《強制》は矢張り法律違反、憲法違反だろう。其れを主張し、実践すると、何故か叩かれる狂った、いやお莫迦な国となってしまった。

 久しぶりに残っていた缶詰でトマトソースを造り、茄子とベーコンのパスタを作ることに。さらに鶏の唐揚げでどうだ。もう一つオマケに、冷蔵庫で干した真鰈もあるぞ。

 本日も執筆出来たことに感謝

 惟神霊幸倍坐世 

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