由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

本を買い集めていた頃、まさか電子書籍が蔓延り、自炊のために裁断して、捨てる―等とは想像もつかなかった。人間の中身其の物はさして時代が変遷しようとも変りはしないが、こうしたモノは進化しているのは事実である

    皇紀弐阡八百六拾弐年八月弐拾弐日

 七時壱拾五分起床。ヨガ。

 酵素玄米。椎茸生姜味噌汁。茶殻。茄子浅漬。

 此方に帰省後、シェディングが収まりかけていたが、昨日辺りまた手脚に痒みが出る。其れでも、以前より改善の兆しはあると感じる。

 今日は自家製のドクダミクマザサ茶なんぞを飲んでみる。

 庭の雑草の駆除。もう除草剤は使わないので、ナカナカである。気温は参拾℃以下になっているとは云え、湿気があるから、まー、かなりの汗を掻く。汗はシェディング対策によいと云うが、そうかもしれない。此方に来て、収まってきたのは其の影響とも考えられる。

 久しぶりに自炊などする。

 書斎の本棚を見ると、ミラーの《南回帰線》《ネクサス》等が見つかる。以前、持っていた《北回帰線》《わが彷徨》《暗い春》等が見つからない。処分してしまったのかもしれない。ちょっと残念。因みに、残っていたのは、世界文学全集の端本である。

 序でに出てきた《ヘロドトス》も。さらにブラッサイピカソ》《イプセン戯曲全集3巻》も。

 書斎の本棚がほぼ六割、片付いた。後は大物がいくつかあり、其の他は自著である。

 今更だが、此等の本を買い集めていた頃、まさか電子書籍が蔓延り、自炊のために裁断して、捨てる―等とは想像もつかなかった。

 人間の中身其の物はさして時代が変遷しようとも変りはしないが、こうしたモノは進化しているのは事実である。

 いや、昨今の戦争、ヴァイルス、ヴァクシン騒動を見ていると、寧ろ人間は退化し続けているのかもしれない―等と独り言ち。

 別名義の新作の構想をダラダラと練っている。もう後は僅かなディテールさえ決まれば、書出せるだろう。

 明日、仕事場へ。次に戻って来るのは、お伊勢参りの前になろうか。

 先日造った長ネギカレーがいい味なので、今日は其れと鶏肉ザンギで―

 本日も執筆出来たことに感謝。

 惟神霊幸倍坐世

 最新作《おんなキャビンクルー【魔婬】Fourth Stage》

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