由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

不幸な生立ちであり、俟た惨憺たる苦境に置かれ、其れを経験したからと云って、其れが優れた芸術家へのパスポートでは必ずしもない―いや、そう自ら思い込む者のほとんどは、ほぼ己の才能を見誤っているものだ

皇紀弐阡八百六拾参年五月壱拾五日 六時起床。ヨガ。 《ペイルブルーに染まって Ⅲ》執筆―既に四五〇枚に到達したが、区切りが未だつかない―ちょうど電車内でのシーン、前回に書いた通り、予定調和にならないための下地はしっかりと造っておいた―と、思ったが…

フィンセントの時代と同様に、創作する者と其れを評価する者との齟齬と云ふのは変っていないのではないか―フィンセント時代よりも、評価する側のレベルが素晴らしく上った、とは寡聞にして知らない

皇紀弐阡八百六拾参年五月壱拾参日 五時半起床。ヨガ。 ★ 《ペイルブルーに染まって Ⅲ》一昨日の時点で四〇〇枚に到達―其の後の展開を彼是と思案―半日ほど放置していたら、アイデアが泛んできた―若干のネタバレになるが、恩地vs未久里のシーン、オリジナル…

退学して物書きになり、右も左も判らない中、只管藻掻いていた弐拾代前半―此の賤業と云われる業界にしがみついて書きまくった時代―思い返せば、そんな半端者を使ってくれた雑誌社、編集者たちには感謝しかない

皇紀弐阡八百六拾参年五月壱拾壱日 五時弐拾起床。ヨガ。 ★ 《ペイルブルーに染まって Ⅲ》執筆、既に四〇〇枚に到達―尚も、恩地vs未久里の濡場が続く―出来れば、此の濡場の終りまで書いて《Ⅳ》に繋げたいが、果たして― ★ ブログ更新が捗らないのは、執筆と…

早朝、JRに乗る、気温5℃―あまりに寒いのでドアを閉めておいた―間もなく、参拾代と思しきスーツ姿のアンちゃん、前のシートに坐ったら、すぐに立上がってドアを全開にした

皇紀弐阡八百六拾参年五月七日 五時半起床。ヨガ。 ★ 《ペイルブルーに染まって Ⅲ》執筆―公判に突入―此処までは、シチュエーションはオリジナル版とほぼ同じだが、其の中身、濡場は総てリライトを行っている―今更ではあるけれど、オリジナル版を念頭に置いて…