由紀かほる「憂国記」

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カタルーニャの料理を三人で食べに行く―自然派の白ワインを頂く―此れはイケた―さらに出てくる前菜八品も、ちょうどよい塩梅である―珍しく、辛口の三人がほぼ絶賛する

    皇紀弐阡八百六拾参年八月壱拾弐

 壱拾五分起床。ヨガ。

 昨日、墓参りへ―想像通りに暑い―日曜日で、お盆前のせいだろう、墓地は何時にない混雑具合だった―其れでも、行き帰りの道は空いていて、助かる―

 そんな中、同伴した甥っ子は帰りはジョギングで帰ると―壱拾七キロの行程である、若いね―

 夜は前日の中華に続いて、カタルーニャの料理を三人で食べに行く―此れまで、何度かチャレンジしたが、何時も定休日だったり、臨時休業だったりして、御縁がなかった店である―

 昼前に電話で予約を入れると、大丈夫との返事―タクシーで出掛ける―入口のドアを開けると、上品な六拾代くらいの女性店主が笑顔で迎えてくれる―店内は小綺麗である―ビールの後、前菜をつまみながら、続いて自然派の白ワインを頂く―ワインはご無沙汰だったが、此れはイケた―さらに出てくる前菜八品も、ちょうどよい塩梅である―手作りソーセージも美味かった―珍しく、辛口の三人がほぼ絶賛する―最後にはメインのイカスミのパエリア―其の時点で、赤の自然派に突入―

 次の店は?となったが、此の暑さの中、歩いて探すくらいなら、此処でさらにアラカルトを頂き、ワインを飲むべし、となり、三本眼を注文―

 数年掛って、ようやく当りが出た―と、甥っ子も満足したらしい―

 帰宅して、ギネスとバーボンを飲んでお開きとなる―

《朱い飛行船 レッド・ゼッペリン Ⅲ》引き続きリライトを進める―

 明日、北へ戻る―颱風が横断しているらしいが、果たして―

 本日も執筆出来たことに感謝

 惟神霊幸倍坐世 

 

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