どうして、こんな不便な世の中になっちまったのか。大臣が田舎大臣ばっかりだからか。其れに従う愚民ばっかりだからか

　六時四五分起床。ヨガもどき。

　玄米。昨日の手羽大根の残り等を頂く。

　昨日から数年前に書いた《シェルタア・タウン》なる作品をチェックしていく。

　暗中模索で書いた記憶があるが、其れが意外にもよく書けているのに、今日も驚く。

★

　昼前ヨガもどき。昨日の夜の鶏団子鍋の残りに野菜を加え、蕎麦を入れて食す。

　今日は先日、身内の登記で寄った法務局へ、書類の修正に、代理として出掛けなければならない。

　ちょうど、近くで止まるバスが見付かるので、一二時半に仕事を出る。

　空に泛ぶ雲が実に鮮やかだった。

　ファイヤーＨＤで、《シェルタア・タウン》の続きを読む。

　法務局の一つ前のバス停で下車。其処は以前、よく訪れた古書店がある。約束の時間まで三〇分あるので、久しぶりに覘いてみる。

妙な感慨がある。店が営業していて何故か安心する。

　表の安い本をいくつか漁る。買って帰ってもいいな、と思う本が数冊見付かるが、ちょっと重い。

　今日は帰りに自然食品の店に寄る予定である。

　時間通りに法務局へ到着。すぐに案内されて、書類を修正する。わずか一〇分足らず。

　ブラブラと歩いて、再び違う路線のバスに乗り、目的の自然食品の店まで向う。

　店は迷うことなく見つかった。まずまずの廣さである。

　置いてあるものは、他とほぼ変らない。

　乾麺を捜すが、蕎麦は皆食塩を遣っている。そうめん系もそうだ。カンスイなしの拉麺の麺が一人前三四〇円也。ちょっとそれはなあ。

其処までして拉麺を食べたいとも思わない。

　野菜を少々買う。豚肉。何故か、気になったのはオーガニックのローズマリーである。高価だが、試しに買ってみた。

　再びバス停まで歩き、暫く立ったまま待つ。日陰だと、風が冷たく感じられる。

　今日は青椒肉絲かな。

　久しぶりにブラブラと乗り物に乗って、街を散策するのも愉しい。

　が、以前と違うのは、周囲が皆マスクマスクマスク。そして、店で商品を買っても、レジ袋が貰えない。

　どうして、こんな不便な世の中になっちまったのか。大臣が田舎大臣ばっかりだからか。

　其れに従う愚民ばっかりだからか。

　何方も意味がない。いや、害悪を齎している。レジ袋有料化の何処が環境に優しいのか、説明してみろ。横須賀の小僧。

　さらにマスクは身体に有害だ。

　と云う訳で、此方はバスの中も、法務局の中でも、自然食品の店内でもマスクなんか、しねえのだ。　

　本日も執筆出来たことに感謝。

　惟神霊幸倍坐世

由紀かほる「憂国記」