由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

こんな優しい柔らかい人に育てられた息子さんとは、どんな人となりなのだろう。医は仁術なり― 

《ホテルウーマン【私が奴隷になったわけ】2》配信開始。

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 七時起床。ヨガもどき。

 昨日、九時半に就寝。

 晩酌にはノンアルコールビール

 抗生剤のせいか、矢張り頭は冴えない。

 寝る前に昼から取り掛っていた自炊を仕上げる。先日、古書店から買ってきた《日本古典文学全集》の端本三巻。

 奥付を見ると、初版が昭和四七年で、手元にあるのは五七年。一〇刷である。へえ、そんなに売れたのか。部数は判らないが、どうしてこんなに売れたのか。

 公共の施設が買ったからか。個人蔵ばかりではないはずである。

 さすがに、今後、此の手のものが出版されることはない、と思われる。あるとしても、紙ではないだろう。いや、其の方がいい。もうこんな重くて、こんなに活字の小さいものは不便で実用性に欠ける。

 一日経って、体調は上向き。尚、抗生剤は飲んでいるが、昨日よりはよほどマシである。

 昨日の検査は飽くまで検査であるが、其れでも疲れた。其処に至るまでの精神的な不安とプレッシャーが、知らぬ間に蓄積されていたからかもしれない。

 有難いのは《看護婦さん》たちの対応だろう。

 此方が世話になる科は、特にいいと云う評判だが、その通りである。

 二〇代から五〇代まで、テキパキと仕事をこなす姿に何時も感心している。

 昨日の人は、何度もお世話になっている五〇前の方。大変人当たりが柔らかい。身内も感じのいい人ね、と褒めていた。

 ちょうど一年前、此方が入院前の検査を行ったとき、担当してくれた人でもあった。

 其のときのことを、以前FC2ブログに書いたはずである(現在は削除)。

 悪い結果を予想しながら、待合室で待っていたときのことが未だに忘れられない。

 気づくと、あれほど溢れかえっていた患者が一人もいなくなっていた。

 廣い待合室で、一人じっと待っていると、今回の看護婦さんから声を掛けられた。

 簡単に次の麻酔科の診察のことを告げられた。

「実は気になっていたんですが、病巣の転移とかはなかったんでしょうかね」

 と思い切って訊ねた。

 彼女はすぐに気を利かせて、

「今日、知りたいですか?それでしたら、ちょっとお待ち下さいね」

 と一旦診察室へ行き、やがて戻ってくると、

「今日はお時間宜しいですか」

「大丈夫です」

「ではもう少しお待ち下さい。先生をお呼びしてきますから」

 そんな遣取りを交し、やがてKドクターからCTの検査結果を聴いたのである―

 

 昨日、検査の前、支度をしているときに、

「東京から来られているんですか」

 と訊ねられ、事情を簡単に説明した。

「此方と東京都どっちがいいですか」

「ま、冬は東京、夏なら此方ですね」

 と在り来りだが、実際その通りの返事をしておいた。

「実はわたしの息子も昨年から東京に行ってるんです」

「就職で?」

「ええ。やっぱり冬が暖かくていいと行ってました。コロナの影響もありますけど、全然此方に帰って来ないんです」

 確かに、冬場雪道を歩かないことが、どれだけ楽かは、経験の無い者には判らないだろう。

 其のとき此方が考えたのは、息子さんはどんな感じの人だろう、と云うことだった。

 こんな優しい柔らかい人に育てられた息子さんとは―

 医は仁術なり― 

 昼前ヨガもどき。

 なめこ蕎麦。晩飯の下拵え。

 朝から晴れ。夜は雨。明日の月蝕は観られそうにないな。 

 されど、昨日の仕事部屋から観た月は素晴らしかった。

《ホテルウーマン【私が奴隷になったわけ】3》引続きリライト。

 予定が例によって狂ってきた。此処まで物語は同じだが、大幅に加筆を行う。

 空模様が妖しくなってきたので、ブラブラと散歩へ。スーパーまで脚を伸ばす。買うのは一〇割り蕎麦のみ。帰り道、雨がポツポツと。

 扨、もう少し執筆して、今夜は一杯やるか―

 本日も執筆出来たことに感謝。

 惟神霊幸倍坐世

《Definitive Edition》鎖のエンブレム 7 完結篇 由紀かほるオリジナル・コレクション

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「《Definitive Edition》鎖のエンブレム 6」

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「《Definitive Edition》鎖のエンブレム 5」

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「《Definitive Edition》鎖のエンブレム 4 」

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「《Definitive Edition》鎖のエンブレム 2」

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オリジナル版から33年ぶりのリライト&アップデートを併載。
リライト・ヴァージョンはシチュエイションはほぼ同じながら、登場人物のキャラクターと濡場を一新。
ほぼ書下し作となっている。
「《Definitive Edition》鎖のエンブレム 1」

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