由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

「由紀かほる」電子書籍販売終了の御報せ。長い間の御愛顧に御礼申し上候。

 七時起床。ヨガもどき。

 昨日の晩酌にも拘らず、体調は上向き。

 玄米、蜆の味噌汁、漬物、鮭、茶殻ふりかけ等を頂く。

《ホテルウーマン【私が奴隷になったわけ】3》今日もリライトが続く。 

 昼前ヨガもどき。

 冷蔵庫にきのこ系が残っているので、昼はベーコンと合わせてクリームパスタ。鶏ガラスープを少し隠し味に。

《ホテルウーマン【私が奴隷になったわけ】3》リライトを続ける。

 身内の銀行口座開設のため、代理で出掛ける。凡そ、五〇分から一時間ほど、掛りますと云われていたが、本当に掛った。

 待っている間に深沢七郎を読む。《東京のプリンスたち》昨日から読みながら、アレ、以前読んだな、と思い出す。

 実家にあった現代日本文学全集の中に入っていたはずである。印象は大分違っている。時代も変ったことだし、無理もあるまい。

 自炊して読んでいるのは《深沢七郎選集》三巻本の二巻。此の選集には《楢山節考》以前の作品も収められていて、そう云う意味では興味深い。其れだけに玉石混淆と云える。

 余りに待ち時間が長いので、途中でウトウトしかけてしまった。

 此処で御報せ。

《由紀かほる》の著作は現在、電子書籍の形で配信されている。アマゾン・キンドル版の他、《おとなの本屋・さん》(光文社)を配信元として、アチラコチラで配信していた。すでに一〇年以上になるだろう。

 其の《おとなの本屋・さん》の電子書籍の配信を、今月をもって終了することにした。

 書籍の場合、紙の本なら二年、電子書籍なら五年の契約期間を結び、双方が更新を望まない場合、そこで絶版扱いとなるのが恒例である(年数は作家、出版社によって異なる場合あり)。

 光文社さんとの契約に就いては、かねてから整理しておきたいと云う気持ちがあった。

 其の理由は、昨年末に発覚した病のためである。今年の頭から三度の入院手術、また投薬治療を続けてきた。幸い今の処は小康状態を保っている。が其の結果、イヤでも万が一の場合を考えざるを得なくなった。

 現在、自分以外にコンテンツを管理出来る者はおらず、其の場合は出版社側を煩わせることになることも十分考えられる。

 其処で思い切って光文社の担当者にお願いし、契約の終了を申し出た次第。幸い、此方の意向を汲んで頂き、更新はしないこととなった。

 扨、今後の噺である。

 現在、アマゾン・キンドルで、自らアップデート及びリライトを行った旧作、そして書下ろしの新作を配信している。

 此方は今後も其のまま配信を続けるつもりでいる。

 其の理由。

 同じ電子書籍でも、アマゾン・キンドルと他の出版社とでは、契約の形が違っている。従来の出版社との契約のように、数年間の契約期間と云う縛りがなく、キンドルの場合、此方が望めば、遅くとも七二時間以内に配信を停止することが出来る。其のため、現在の体調に於いても、コンテンツの管理は十分可能なのだ。

《おとなの本屋・さん》(光文社)には大変お世話になった。特に初代の編集長は「由紀かほるの全作品をウチで配信したい」とまで云って貰い、単行本になっていない雑誌の旧作にまで手を廣げてくれた。もし、定年退職していなかったなら―等と勝手な想像をしたりもした。

 此の場を借りて感謝申し上げたい。

 本日も執筆出来たことに感謝。

 惟神霊幸倍坐世

《ホテルウーマン【私が奴隷になったわけ】2》配信開始。

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