由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

此の路線は今、格闘中の《女神たちの黄昏》と重なる部分がない訳ではない。いや、当時のことは記憶が定かではないが、時間軸で云うならば、《ザ・レイプ》が礎になっていた―と云えなくもないのである。

 皇紀弐阡八百六拾弐年壱拾月壱拾日

 七時弐拾分起床。ヨガ。

 酵素玄米。藁納豆大葉。落葉生姜大根おろし味噌汁。鮭。自家製佃煮。大根おろしちりめん。

《女神たちの黄昏》第二幕《《美囚クロニクル【聖奴の十戒】》改題)リライトを続ける。美咲の濡場が一区切り。雅彦登場。さらに次の美咲の濡場に、午後から取り掛るか。

 昼前ヨガ。

 残った冷凍のカレーに手打ち饂飩。

 今年から来年の前半は恐らく《女神たちの黄昏》に掛りきりになるだろう。唯、途中で読切の作品も入れるかもしれない。

 ちょいと前の噺。次のリライト乃至電子書籍化をどれにしようかと、過去の作品を彼是と調べていた。そんなときに頭に泛んだのが《令夫人・ザ・レイプ》(アップルノベルズ・平成3年初版)。書下しだったと記憶している。評価がどうなるか、きっと分かれるだろうな―と思いつつ、其れまでと、ちょいと路線を変えてみたのだった。

 一つはヒロインの年齢が、恐らく当時としては一番高かったと思う。さらに、所謂復習談で、物語自体にかなりの飛躍が見られる。それもまー、奇想天外驚天動地を目指す一つの前触れだった―と云えなくもない。

 そこで調べてみたが、過去電子書籍化になっていなかったことに気づく。意外だった。アップルノベルズ系はほぼ、一度は電子書籍化したと思っていたのだが。で、早速PDFにしておこうと、書庫を調べてみた。が、見つからない。部屋中を搜したが、ない。通常、ノベルズの初版は著者に一〇冊進呈されることになっている。

 以前はよく知人等に配って、気づくと一、二冊しか残っていない―等と云うことがあったが、此の作品だけが見つからない。困った。すでに出版社は解散してしまった。

 で、古書店なんぞを見たが、ナカナカ見つからない。

 やがて、某書店で見つかった。二〇〇〇円也。タケーなと思ったが、まー、なければ困るし買うことにした。が、書店に購入の旨をメールすると、在庫ナシとの返信が。アレアレ。

 で、結論から云うと、つい一月前に入手出来た。経路は此処では伏せておく。奥付を見ると、二刷である。へえ、再販したとはちょっと意外だった。

 未だ再読していないが、或いは来年辺りにリライト版をアマゾン・キンドルで配信出来るかもしれない。

 尤も、此の路線は今、格闘中の《女神たちの黄昏》と重なる部分がない訳ではない。いや、当時のことは記憶が定かではないが、時間軸で云うならば、《ザ・レイプ》が礎になっていた―と云えなくもないのである。

 スケールは違うものの、個人的には気に入っていた作品だった。

 扨、今夜はミネストローネっつうのと、先日も頂いた鶏モモの素揚げで、かんぺーだ。

 本日も執筆出来たことに感謝。

 惟神霊幸倍坐世

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