由紀かほる「憂国記」

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世は忘年会シーズンらしい。皆、店までマスクをして、料理が来るまで外さず、食べる最中も時折、マスクをするのだろうか―さぞ愉しい会なのだろう

 皇紀弐阡八百六拾弐年壱拾弐月壱拾九日

 六時四五分起床。ヨガ。

 酵素玄米。薩摩芋大根菜っ葉生姜味噌汁。大根下ろし縮緬。長芋法蓮草。ポテトサラダ。おから。昆布佃煮。

《令夫人・ザ・レイプ》最初の濡場を終了。続いて、二番目の濡場である。其の間の物語の進行と、ヒロイン沙織の心理が、此の当時としては上手く書けている。最初の濡場がかなりの枚数を費やしているためもあるが、すでに大凡中間点まで来た。

 後半、どれくらいのリライトになるのか不明だが、或いは年内に脱稿まで辿り着けるかもしれない。

 世は忘年会シーズンらしい。皆、店までマスクをして、料理が来るまで外さず、食べる最中も時折、マスクをするのだろうか―さぞ愉しい会なのだろう。

 此方も今日、お誘いがあったが、事前に遠慮させて貰った。勿論、店でのマスクの問題もあるが、ちょいとメンバーが厳しい。皆、よく知っている貌だが、厳しい。結果、女子会になったらしい。

 此の二年以上、外食はほとんどしなくなった。勿論、茶番の感染症の問題もあるが、既に料理店の料理では満足出来なくなっているせいだ。店の料理人の腕の云々ではない。何時も此のブログでしつこく書いているように、食材、調味料が問題だからである。

 普通の店では、もう口に入れられるものは期待出来ない。無農薬やらオーガニックの食材では、ナカナカ採算を摂るのも難しかろう。

 もう一つは、料理は苦であるどころか、寧ろ愉しみの一つだからだ。寧ろ、自宅に知人を招いての食事会の方が、此方は有難いのだ。

 酔えば、其のままベッドに横になれるのも有難い。

 かつて食事して、酒を喰らった後、都心から帰宅した頃が、非道く懐かしい。もうあゝ云う真似は出来ないし、したくもない。

 で、本日はスーパーで見掛けたナカナカ姿のよい鰯をフライにすることに。昼の笊蕎麦の蕎麦湯が残っているから、焼酎を頂くことにしよう。

 本日も執筆出来たことに感謝。

 惟神霊幸倍坐世

 配信開始です《女神たちの黄昏(たそがれ)》第三幕。由紀かほるベスト・セレクション第21弾。