由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

ヴァクシン、三回ショット済みだった。享年71歳。持病なし。其れまで普通に働き、生活をしていたのに―ウソのテレビ情報を観て、未だ打つのか。未だ、有害マスクをするのか―自分の身は自分で守れ

 皇紀弐阡八百六拾弐年壱拾壱月壱拾壱日

 七時起床。ヨガ。

 酵素玄米。藁納豆大葉。蜆生姜味噌汁。昆布佃煮。目玉焼き。鮭。糠鯖。

《女神たちの黄昏・第三幕》引続き、リライト。ヒロイン佐倉かずきの濡場。本作には多くのヒロインが登場するが、其の中の中心である奈緒美、美咲、かずきと佐倉三兄弟に関わる女性はすべてキャビンクルーと云う設定である。スナイパー誌に本作を連載した際に、どの程度の意識があったかはあまり良く覚えていない。が、敢えてこう云う設定にしたのは、大凡の想像がつく。

 今まで意識したことはなかったが、或いは此のジャンルに於いて、最も多くヒロインをキャビンクルーとして登場させた作家―かもしれない。其の意味でも、本作は其の集大成と云えよう。そして、何よりも肝心なのは、同じ肩書でありながら、夫ゝの立場の違い、キャラクタアの違いを、其れによって逆に泛き上がらせる意味もあったのである。

 人が書かない領域を書く―其処に復帰後からの意義があるのだから。

 久しぶりにさる女子から連絡が入る。最初に逢ってからかれこれ二〇年にはなるだろう。

隣の街で元気そうにしていたのだが、此の夏、凶事が。お盆。既に家族は父娘の二人。父は田舎街で自営業を続けている。帰省に際して、好物の丸鳥揚げを買って帰った。父も歓んだ。二日後、実家を出て仕事場の街へ戻った処へ訃報が届く。すぐに帰省。医者の見立ては多臓器不全だと云う。が、詳しくは不明。

 此処まで書けばお判りだろう。ヴァクシン、三回ショット済みだった。享年71歳。持病なし。其れまで普通に働き、生活をしていたのに―

 此れは遺伝子組み換え毒物のせいでなくて、何だと云うのか。もう莫迦でも気づく頃ではないのか。

 其れなのに、ウソのテレビ情報を観て、未だ打つのか。未だ、有害マスクをするのか―

 自分の身は自分で守れ。

 近くのスーパーにある100キンへ行き、ギターのチューニングメーターの電池を購入。序に地下の食品売場を覘く。おや、南蛮エビがあるな。また筋子の値段が780円に下っている。つまり、買えってことだろう。

 帰宅して、ぬるま湯でほぐして、早速漬けた。前回の味が良かった―っつうことで、同じレシピを参考にする。醤油50ml、酒20ml、みりん10ml、水10ml。今回は220gの小さめの筋子なので、この6割程度の分量で、鍋で軽く煮て冷ましたのを使用。此の時期になってくると、筋子も皮が硬くなってくるが、果たして出来栄えは如何―

 本日も執筆出来たことに感謝。

 惟神霊幸倍坐世

 最新作《女神たちの黄昏・第二章》配信開始