皇紀弐阡八百六拾弐年壱拾弐月壱拾日
七時起床。ヨガ。
酵素玄米。目玉焼き。蜆生姜味噌汁。長芋納豆。大根おろし縮緬。漬物。佃煮。
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昨夜、九時過ぎより闖入者二名。何やら賑やかになり、ペペロンチーノを食べさせてやり、酒を出してやったのだが、其の間チラリとオークションが気になる。
着物は彼是と迷った末に、案外オークションが一番お手頃価格で入手出来るのかもしれない―と思い、サイズの合うのをチェックしておいたのだ。但し終了時間を確認していなかった。
壱拾時前、中座して、オークションに参加する―そう云う雰囲気ではなくなっていた。
壱拾壱時過ぎ、客が帰る。其の時点で、既にオークションは終了。価格が四阡円弱。どうやら御縁がなかったらしい。
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気を取り直し―と云うほどのこともないが、今日も暇を見ては引続きチェックしてみる。
眼に着いたのに、デニムの長着があった。噺には聴いていたが、特に惹かれることもなく、スルーしていたのだが、此れは此れでアリだろう。廉価なら試してみるのも一興か―
洋服の延長線上で気軽に着られるし、コーディネートも今、手元にあるもので彼是と賄えそうだ。
しかし、紬の和服を着たら、袖は通さなくなるのではないか―と云うことも容易に想像が着く。
此の歳になって、敢えてデニムでもないだろう―とさらに思い直す。
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買物へ、と思ったら、でけー粒の雪がコンコン、本当にコンコン降ってくる。此れは積もるな。いよいよ根雪だな。未だ弐時半で昏えぞ。外出るなよ―って云ってるんだな。
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四時過ぎ。雪止む。ぶらりと雪道を。此の冬始めて、スパイクの着いた真冬用の靴で出掛ける。昏いが、見上げると、雲の間から青い空が覘いている。
郵便局へ行ってから戻る。頭がスッキリとしてくる。
本日も執筆出来たことに感謝。
惟神霊幸倍坐世