由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

雪がシンシン、いや、ビュンビュンと降り続く―明日はさらに烈しい豪雪の予報である―しかも、本日の最高気温マイナス6℃―外出したいが、其の気持ちを挫く気温ー久しぶりにホイットマンを読む―

 皇紀弐阡八百六拾参年壱月壱拾五日

 五時起床。ヨガ。

 玄米朝食。

《ペイルブルーに染まって Ⅱ》昨日脱稿したが、今朝、少し手を加え、序に《Ⅰ》にも加筆した―此処でネタバレしない程度に、リライト・ヴァージョンの概要を書いておく―

《Ⅰ》は物語に変更はほぼなし―オリジナルでは、ヒロイン千里との濡場までが、全体のほぼ半分、枚数で三六〇枚以上あるが、リライトではそこに一〇〇枚ほど加筆した―一番の変更点は千里のキャラクタアの掘下げ、名前の変更、さらに恩地の過去も少しだけ詳しく加筆した―

《Ⅱ》では冒頭から二人目のヒロイン、亜樹麻里子と恩地らの濡場になる―オリジナルでは九〇枚ほどだが、今回のリライトでは昨日も書いた通り四二〇枚になった―シチュエーションに大きな変更はないが、遣取りをさらに深く掘り下げた―一部、拘束具が使用されるが、其れも濡場に然程の影響を与える訳ではない―尤も、此の拘束具だけでも、新聞連載ならNGは必至だろふけれど―因みに、麻里子の名前も変えてある―

 当初の構想から大きくはみ出したが、此れでこそリライトの意味がある、とも云える―こう云ふ形になったのも、オリジナルでの恩地や麻里子らのキャラクタアが、上手く描けていたからだろふ―其れは単に技術的な噺ではなく、先日も書いた通り、登場人物たちが生命を得て、作品の中で独り立ちしているためである―彼らが此方に働きかけて、書かせたと云ってもいいかもしれない―

 雪がシンシン、いや、ビュンビュンと降り続く―明日はさらに烈しい豪雪の予報である―しかも、本日の最高気温マイナス6℃―外出したいが、其の気持ちを挫く気温である―用があるならともかく、気分転換の散歩には不向きだろふ―関東の青空が恋しいのは、毎度のことである―週末には見られるか―

 久しぶりにホイットマンを読む―

 本日も執筆出来たことに感謝

 惟神霊幸倍坐世 

 

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