由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

かつて新宿西口に、販売用のLPレコードの紙袋の絵柄に、M・フェイスフルの《ブロークン・イングリッシュ》と云ふアルバムの、ジャケットを使っていた輸入盤屋があった―店名が《ペイルブルー》だった

 皇紀弐阡八百六拾参年壱月壱日

 五時半起床。ヨガ。

 酵素米朝食。

《ペイルブルーに染まって》昨日、色ゝと配信の予定等を書いておいた―今朝、ベッドの中で其のことを思い返して、また少し考えが変ってきた―昨日の時点で、オリジナルを併載の形で配信していく事に決定した―が、リライト・ヴァージョンを出す意味は、違ふ物語が其処に描かれていることであって、其れを読んだ者が、今さら、リライト版の後ろに併載されたオリジナルを読むだろふか―

 今まで、散ゝ、其のパターンで何作も配信したのに、今頃云ひ出すのも何なのだが―

 リライトの意味は勿論、内容の変更だけではなく、アップデートも含んでいるのであって、三〇年前の表現や細かいシチュエーションは、如何にも古臭い印象は拭えないのではないか―其れに、数少ない熱心な読者なら、オリジナルは読んでいるだろふし、紙の本で持っているかもしれない―一時、アマゾン・キンドル版でも、某会社より短い期間、配信されていたこともあるし、云ゝ―

 其れなら、ある程度のアップデートを行ったオリジナルをまず配信して、其の後で、其れを下地にしたリライト版を出す方が、スッキリするのではないか―と、再び昨日の朝の考えに傾いてきた処である―

 実は表紙担当のYクンからも、其れとない感想を貰っている―また、以前のFC2ブログ時代の古い読者からも、意見を頂いた―

 確かに《Ⅰ》に関しては、オリジナルと重複する部分が多い―が、《Ⅱ》以降はオリジナルから逸脱した、完全な新しい物語が進行する予定でいるのだから、其れは其れで良いのではないか、等と思案中―

 数日前に思い出したが、《ペイルブルー》はマリアンヌ・フェイスフルのアルバムのタイトルとは無関係だった―勘違いした理由―かつて新宿西口に、販売用のLPレコードの紙袋の絵柄に、M・フェイスフルの《ブロークン・イングリッシュ》と云ふアルバムの、ジャケットのコピーを使っていた輸入盤屋があった―其の店の名前が《ペイルブルー》だった―

 当のアルバムのジャケットを編集部経由で、ノベルズの表紙の絵描きさんに渡し、イメージを伝えたのは、以前書いた通りである―気になる方は《ブロークン・イングリッシュ》で検索すれば、成る程と思われるのでは―

 久しぶりに青い空を見た―気温もプラスになっている―其れだけでも、かなり体感は暖かく感じられる―

 本日は久しぶりに餃子を皮から造って頂くことに―助っ人の女子もやって来ることになっている―今回は楽をしてホームベーカリーで生地を作ることにした―其の後も、パスタマシーンで伸ばす予定―

 昨日からの大雪で交通機関が一部ストップらしい―明日はJR、飛行機は通常運行するだろふか―

 本日も執筆出来たことに感謝

 惟神霊幸倍坐世 

 

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