由紀かほる「憂国記」

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米国大統領選挙のインチキ。小人19からのデタラメな感染対策。毒物ヴァクシン。宇久那智vs露西亜―かつては其の醜悪な姿を想像するだけであったものが、今、特に此の二年の間に、判りやすいほど明瞭に、其の正体を顕した

 皇紀弐阡八百六拾弐年九月壱拾日

 七時起床。ヨガ。

 酵素玄米。鮭と野菜の味噌汁。藁納豆。大根おろし縮緬。卵焼き。

 本日、野菜市と云うことで、身内と出掛ける。今時期は野菜も豊富。彼是と買込む。そろそろ桃も終りらしい。変って林檎。

 昨日からつぃつたーでのあかうんとのナリスマシ問題。久ゝだな。まずはパスワードの変更。さらによく遣取りするフォロワーさんにも、其の疑いありと連絡。互いに連絡を取り合う。

 安心していたら、今日もまたヤラれている。結論から云えば、連携しているアプリを削除しないとダメだと云うことだった。妙なサイトに遊びでフラフラと立ち寄ったら、知らない間に、こう云うことになってしまった。

 昨日、例のヘンリー・ミラー全集が届く。ヤプーより綺麗ではあるが、さすがに半世紀以上前の本である。シミ、ヤケ、カビ臭さはたっぷりとある。ま、これなら裁断するのに、何の躊躇いもない。寧ろ、此のままで読めと云う方が酷だろう。

 チラリと《南回帰線》を斜め読み。此方は《私》と云う表記で、河野一郎ほど砕けていない感もある。で、此方も漢字でいいはずのところをひらがなで表記してある。矢張り、原文の感じがどうしても、其れが相応しいと云うことなのだろう。しかし、米語と日本語は違う。此の辺りは、唯もう感覚的なものとしか云いようがないし、訳者の好みの問題ではないか―

 早速、裁断してスキャナーへ。

 短篇からの全集ゲットだが、南回帰線を読み直していると、其処で語られていた数ゝの逸話、その背後にある米国文化への呪詛が、今も尚、効力を失っていないことに気づく。

 いや、時代がひと廻り、ふた廻りして、一時は過去のものになりつつあったミラーの文學が、甦ったような気さえする。

 かつては其の醜悪な姿を想像するだけであったものが、今、特に此の二年の間に、判りやすいほど明瞭に、其の正体を顕したからだろう。

 米国大統領選挙のインチキ。小人19からのデタラメな感染対策。毒物ヴァクシン。宇久那智vs露西亜

 南回帰線が書かれたの1930年代。あれからほぼ一世紀が経とうとしているが、世界はさらに腐臭を放ち、ついに人類を抹消、共食いさせ始めたのではないか―

 今、ヘンリー・ミラーを再読する、其れが一つの意味である。

《美囚クロニクル【聖奴の十戒】》

 本日も執筆出来たことに感謝。

 惟神霊幸倍坐世  

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