皇紀弐阡八百六拾参年参月参拾壱日
六時半起床。ヨガ。
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《美人編集長・性奴狩り》昨日、最初の原稿の修正を終る―次第に、内容を思い出してきた―奥付にはこうあった―
本作は94年にミリオン出版より刊行された《肉魔の性奴狩り》に箸者の加筆を入れて完成した完全版です―
表紙とタイトルを替え、スナイパー・ノベルズとして再販したのが、1999年―
何となく、其のときの編集者たちとの遣取りを覚えている―
作品の中身については、後半の終りになって、描写にやや粗さが目立つ―問題は、最後のどんでん返しである―今、此の時点で読めば二番煎じの誹りは避けられないだろふ―《女神たちの黄昏》を配信したばかりでもある―当時なら許されても、今はそうはいくまい―何より、歴史認識の誤謬に基づいている点は、リライト必須だろふ―
等と思いながら、一晩考えてみた―或いは此れを《女神たちの黄昏》から枝分かれした、エピソードの一つとしてリライトすることも不可能ではない―と―
が、わざわざそうする意味があるのか―もう少し思案してみよう―
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五月お伊勢参りの予定―当初、実家から新幹線と考えていたが、いっそ北の國からセントレアまで跳び、其処から近鉄に乗るコースもありだろふと、飛行機を予約しておいた―セントレア経由だと、朝の5時半起床、千歳まで行き、セントレア、其処から一旦名古屋迄出て、近鉄で伊勢―到着は2時半くらいか―其れから参拝―午後6時に伊勢から名古屋、そして新幹線で自宅へ。帰宅は10時過ぎか―旅程としてはナカナカにハードである―もう無理の出来る歳でもないし、したくもない―一泊してもいいが、そう云ふ意欲がまるで起きない―
其れより、自宅から新幹線で名古屋、近鉄で伊勢、一通り参拝して戻る方が、旅程としては相当に楽だな―と考えが変った―変ったのは、五月を思ふ度に、気持ちが上がらず、寧ろ下っていたためである―
昨年、自宅から日帰りお伊勢参りを決行しようとチャレンジしたが、新幹線の予約の件で手違ひがあり、美事に撃沈した記憶もある―
結局、飛行機は取消して払い戻しにした―元ゝ、安い料金だが、取消し手数料等で、戻ってきたのは極ゝ、僅かであった―矢張り、五月のお伊勢参りは鬼門なのだろふか―
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足袋、草履が届く―ナカナカにいい―矢張り着物には此れだなーと再認識―同時に、矢張り着丈が気になる―江戸っ子は短い着丈を好むと云ふが、次は長いのにしてみよふ―
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朝、雨―昼前に予報通り、晴れ渡ってくる―午後はぶらぶらすっか―
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チケットの払戻、新たなチケット購入にコンビニへ―さらに、最寄り駅まで脚を伸ばし、来週のJRの指定席を購入―郵便局に寄って、買物をして戻る―草履は初日なのに、ほとんど痛みもない―ふた月程前、自宅で履いた津軽塗に比べると、余程良い感じだった―もう足袋一枚でも寒さは感じない―
室内で鏡に映すと短めに感じる身丈だが、歩いていると、そう云ふ感じはしないし、寧ろ楽に歩ける―此の辺りは好みの問題と云ふことになるのだろうか―
今まで身丈、裄丈を注視していたが、身幅にも関心が向いてくる―前回の同じ御召がかなりタイトな印象だっただけに、そう感じるのだろうが、前幅が僅か5㍉の違ひで、随分とゆったり着られる―
其の辺りを探ろうと、ネットで彼是調べてみるが、どのサイトも此方の身長、胴回りのサイズから割り出された数字は、かなり細い―
此の一年の玄米朝食のお陰で、体重はベストに近くなったまま維持している―壱拾年前より壱拾キロ、減量している―痩せてはいないが、かと云ってデブってもいない―なのに、ネットで出てくる数字は小さい―
どのサイトにも、個人差があります―と書いてはあるけれど―
そんな中で、一つだけ此方が期待している数字を出しているサイトを見つけた―本末転倒ではあるが、少し安心する―
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扨、コールスローにジャガ芋ベーコンのグラタンを―
本日も執筆出来たことに感謝。
惟神霊幸倍坐世