由紀かほる「憂国記」

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暑い、夏紬なれども暑い―帰宅して、頭がクラクラし始める―原稿の手直しなどをしていたが、弐時頃、ベッドに横になる―どうやら熱中症もどきらしい―

 皇紀弐阡八百六拾参年六月弐拾弐日

 七時起床。ヨガ。

《女医・美畜病棟》《婚礼シリーズ》の一巻《マーシャの婚礼》今日、新たな結末を書き加えた―オリジナル・ヴァージョンは其のエピローグだけを、巻末に併催する―

 昨日、久しぶりのダッチオーブン―午前中、近くの神社に参拝、其のままスーパーまで脚を伸ばす―好天、次第に気温が上ってくる―

夜、一昨日仕上げておいた手打ち饂飩を釜揚げで食べる予定なれど、何故か葱がない―其のスーパーならオーガニック系の葱があるだろふ―と思いきや、ナシ―途中で、ローズマリーを鉢で買って帰る―暑い、夏紬なれども暑い―帰宅して、笊蕎麦を頂く―其の辺りから、頭がクラクラし始める―原稿の手直しなどをしていたが、弐時頃、ベッドに横になる―どうやら熱中症もどきらしい―

 午後参時過ぎ、美容師の女子と彼氏が、手伝いに顕れて、火を起こし始める―何度も貌を合せているが、八月に入籍するとの報告を享ける―

「気の毒に」

 と軽くジャブ―

 彼氏も車に乗って帰ってきたら、頭がクラクラして熱中症もどきだったそうだ―しかも、お祭りの屋台で喰ったクレープにアタリ、悲惨な状況に―其れでも、数時間で回復するのは、三〇と云ふ年齢のせいだろふ―

 鶏が灼けた頃、久しぶりにバンドメンバーのKクンが顕れる―メンバーの一人、ベースマンが今度は離婚したとの噺―ま、人生色ゝ―行くも地獄、戻るも・・・―

 Kクンも来年は五〇歳で、色ゝと思ふことありと自ら彼是と溢す―出遭ったのは、未だ二五の時だったから、五〇になると聴いて、流石に感慨は深い―

 近ゝ、移転した店でアコギで遊ぼうと云ふことに―

 満腹になれど、釜揚げでは、皆、別腹ぶりを発揮する―500㌘の中力粉で作った麺を完食していった―

 曇りで、空模様が妖しくなってきたが、出掛ける―ナカナカに湿気があって、綿麻の長着でも、戻った時には汗を掻いている―土曜日も曇り時ゝ雨の予報―どうなることやら―

 本日も執筆出来たことに感謝

 惟神霊幸倍坐世

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