皇紀弐阡八百六拾参年六月壱拾弐日
六時参拾分起床。ヨガ。
炊き込みご飯朝食。
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《女医・美畜病棟》最初のチェックを終了―初版が平成9年である―物語がかつてないほどシンプルである―其の分、濡場が徹底していると云えなくもない―此の単純なストーリーは変えずに、ヒール役のオトコ二人のキャラクタアを掘り下げていけば、もっと良くなるのではないか―
《婚礼シリーズ》として既にリライトを終えた三作品が、皆北海道を起点としているのに対して、此方は大阪である―あの大震災が其の背景にあって、此の作品を書いたときのことが、ぼんやりと思い出される―
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三島由紀夫全集再読の記―続いて第8巻(旧版)を開いてみる―巻頭の長編《恋の都》タイトルを見ただけで、イヤな予感を覚える―読み出して数頁で、其の予感は的中する―未だ、前半なので此処で評価を下すのは早計だろふ―一応、此の時点での感想を書いておく―
ジャズ・バンドのマネージャーがヒロインとして登場する―未だ弐拾代である―其れはいいとして、雇主のアメ公が此のヒロインにご執心らしく、早速デートの噺が持ち上る―ヒロインは其の気はないが、ギャラの交渉も含めてデートに應じることにする―
作者は其のデートまでの経緯と、デートのプランを披露しておいて、扨、次の章へ移ると、今度は其のデートの様子を細ゝと描写するのである―
此れは如何にも拙い、芸がない―場面の意外な展開を密かに期待する読者は、溜息混じりに落胆しないわけにはいかない―そして、此のパターンがさらに続く―実にツマラナイ―最後まで読み通せるか―読み通す意味があるのか―と問われれば、あると應える―失敗作は実は傑作より遥かに優れた教材になるのである―
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本日、予報では23℃―夏紬で出掛けるも、かなり暑い―25℃は越えているのではないか―しかも、坂の上にある目的の店は休み―仕方なく、ぶらぶらと歩いてスーパーでオーガニック珈琲豆なんぞを買って戻る―
カレールーが買えなかったが、ま、インディアンカレーでキーマカレーを造る手もあることだし―
本日も執筆出来たことに感謝
惟神霊幸倍坐世
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