由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

《令嬢物語・ペイルブルーの咆哮》リライト・ヴァージョンに取り掛る―読者の方から、此れはサンケイ・スポーツに《ペイルブルーの熱い風》と云ふタイトルで連載していた、と情報を頂いた

 皇紀弐阡八百六拾弐年壱拾弐月壱拾八日

 六時半起床。ヨガ。

 酵素米朝食。

《令嬢物語・ペイルブルーの咆哮》リライト・ヴァージョンに取り掛る―読者の方から、此れはサンケイ・スポーツに《ペイルブルーの熱い風》と云ふタイトルで連載していた、と情報を頂いた―すっかり忘れていた、将に汗顔の至―情報に感謝―当時の新聞の切抜きが、或いは何処かに仕舞ってあるかもしれない―いや、どうだろふ、ない可能性が高い―一部、ノベルズにした際にカットしたのも、微かに記憶している―恐らくはページ数の問題と、物語全体では不要と判断したからではないか―

 今さらながら、新聞に此の作品が掲載されたことに驚く―現在は判らない―が、当時よりも、こうした作品を取巻く環境は、さらに規制は厳しくなっているはずである―当時ですら、新聞では禁止用語が沢山あって、其の度に通信社の担当者から指摘を享け、渋ゝ修正したのを覚えている―

 尤も、近頃、電車等で新聞を読んでいる人をほとんど見掛けない―手には皆、スマホである―スポーツ紙の売りは、メインのスポーツにあらず、実はシモネタの紙面にあった―と云ったら叱られるだろふか―が、そうでなければ、あれだけ各紙が競って、ソチラ系のネタに紙面を割くはずもなし―

 ノベルズの奥付を見ると、初版が一九九〇年11月とある、つまり平成弐年である―連載も其の年だったのだろふ―未だ、原稿用紙に万年筆で書いていた時代である―当時、ワープロが一般的になりかけていた頃ではないか―通信社の人から早く切り替えた方がいいと、進言されたが、結局、ワープロ、パソコンへと移行したのが、最も遅い作家の一人となってしまった―もう少し早ければ、きっとオリジナルの原稿も、しっかりとデータとして保存されていただろふ―

 今の処、リライトとオリジナルを併載する形で配信する予定―

 午前中、近くのコンビニまで出掛ける―昨日よりもさらに極寒である―天気予報では、最高気温マイナス六℃、此れは此の地方でも、一月後半の気温である―きっと温暖化の影響に違ひない、CO2のせいに違ひない―きっと、きっと―

 本日も執筆出来たことに感謝

 惟神霊幸倍坐世 

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