由紀かほる「憂国記」

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どうやら日本人は平均して真っ当だった―其れも平成を通じて崩壊したのではないか―自分でマスクを外す決断一つ出来ないほど、劣化したのがニホンジンなのだ

 皇紀弐阡八百六拾参年弐月日

 七時起床。ヨガ。

 酵素米朝食。

 今日もどうやらプラス気温になるらしい。早めにヨガもどきを済ませて、午前中に魚屋へ向ふ。先週、買った筋子がたいそう好評で、其れを目指して再訪。序に、彼是と買う。本日の夜は手巻きにしよふ―

 昼は自家製塩拉麺。麺、汁、チャーシューすべて自家製。

 別名義の新作の構想を練る―

《ダブリン市民》《姉妹》《出会い》再読。今回は途中から読み出し、巻頭に戻った。

 次第に空が妖しくなり、一気に雪が森ゝと降り出す。夕方になっても降り已まない―さらに勢いが増しているように思える。午前中に出掛けておいてよかった―交通機関はストップだろう―

 マスク解禁まであと一月らしい―此の茶番が罷り通る世の中だ―日本人の民度は高い―と云われてきた。そう自負もしていた人も多かろう。確かに、ゲーコクでは底なしの、文字通り救いようのないケモノたちがいる―其の逆に、優秀な輩もいて、其の幅は途轍もなく大きい―其れに比べて、どうやら日本人は平均して真っ当だった―だったはずである―

 が、遺憾ながら、其れも平成を通じて崩壊したのではないか―最早、神話に近くなったのではあるまいか―

 其の象徴が此のマスク騒動だろう―自分でマスクを外す決断一つ出来ないほど、劣化したのがニホンジンなのだ―

 いやいや、いざとなれば、限られた者が立ち上がり―と云いたい気持ちも判るが―果たして―

 そんなことを考えながら、ノーマスクで雪の降る街を歩く―

 扨、まずは手羽中の唐揚げでも造ろう―

 本日も執筆出来たことに感謝。

 惟神霊幸倍坐世

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