皇紀弐阡八百六拾参年弐月壱拾七日
七時起床。ヨガ。
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引き続き別名義の新作を―と思って、今朝、ファイルを啓くと、一昨日までの原稿しか出て来ない―しっかりコピーを取ってあるはずだがと、他のsdカードを調べるが、ない―未だ、出だしである―其れだけに、物語が始まっていない段階で、何を書いたのか朧気である―
パソコンのゴミ箱を探ってみたがない―と、何故かホームに昨日の日付の原稿が見つかる―ふーっ―
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昼過ぎ。天気予報が外れ、雪が已んだのを見て、着物にトンビコートで御出掛け。今日はさらにガーメンツのポンチョを羽織る。出掛ける前、長着の袖口の糸が解れかけているのを発見。二糎程だが、気になる。
戻って、裁縫道具を取り出して繕おうとしたら、両側の袖口、さらに腋の下も解れている。右の腋の下は壱拾糎ほどである。針穴に糸を通す時点で、かなり時間が掛かる。
普段、ミリタリーの実物等を多く所有している関係もあって、裁縫は偶にやっている。かつて、ショー學生だった頃も、あんなモノはおんなのやること―と云ふ時代ではあるが、実は上手かったのだ。其れは料理も同様。
とは云え、着物を縫うのは初めてである。解れた処を見て、はゝあ、こうやって縫ってるのか―等と感心しつつ、縫っていくが、そう簡単ではない。縫い目が見えないように縫うのであるから―当然ながら、元のようには縫えない―其れでも、放置しておけば、さらに解れは非道くなるだろうし―半ば強引に縫った。幸い、腋の下なら目立ちはしないし―
結局、四拾分ほど掛った。此れは矢張りリサイクル物だからなのか―安物だからなのか―届いた当初はカビ臭さがあったし―
其れでも此処まで手を掛けたのは、此の米沢紬の長着自体が気に入っているからである。何年かしたら、或いは和服の専門店にクリーニングに出して、縫直しをしてもらう日がないとも限らない―そのときは、何か云われそうドス―
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先日皮から造った餃子を、今日は鍋で頂こう。
昨日は牡蠣フライ、酢牡蠣で体調が回復。
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買物の帰り道。雲の合間から蒼い空が覘いた。蒼さが今までとは違って見えた。もうすぐだな―きっと―
本日も執筆出来たことに感謝。
惟神霊幸倍坐世
予約開始。最新作は此方
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