由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

初めてジャガイモを使ってニョッキを造った―ソースは昨年夏、無農薬農家から手に入れた完熟のトマトで作ったトマトソースである―ほとんどケチャップかと思うほど、時間を掛けて作ったトマトソース―不味い訳、ないだろう

 皇紀弐阡八百六拾参年参月壱拾弐日

 七時起床。ヨガ。

 酵素米朝食。

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《ブラック・コック・オンリー・ワン black cock only one》頭から再チェックを開始。此れには数日掛りそうだ。

 昨日から、長着の着丈について、彼是とネットの情報を集めてみた―大凡のサイズは把握しているが、実際の処、生地の違い等で、すべて同じサイズで済む訳ではない―また、前後2糎程なら、十分着ることが可能なのである―が、出来ればベストのサイズを選びたい―

 一番新しい米沢の御召を着て、鏡に映してみる―特に問題はないが、或いはあと1糎、若しくは2糎長くてもイケるのではないか―其処でふと気づいたのは、長着の中に来ている下着である―冬、と云ふこともあり、専ら家にあったタートルネックのシャツを着ていた―其のスタイルは気に入っていた―色違いで3着あるシャツは、それなりに生地が厚いのだ―待てよ、此れが薄かったらどう着丈が変るのか―と思い、半衿付きの半襦袢の上に着てみる―若干、長くなったように見える―精確には判らない―

 が、此処で別のことに思い至る―未だビギナーであるが、正絹の長着3着、羽織3着。単衣の浴衣2着を彼是と其の日の気分で、着ているが、実は長襦袢を持っていない―

 半襦袢は2枚あるが、今まではほとんど着る機会がない―寒さのせいもあるが、もうすぐ暖かくなって、扨、半襦袢を着るだろうか―

 確かに、長着の下には長襦袢等のインナーは心地よい―と聴くし、そうなのだろうと、想像する―が、昨日ハッキリ感じたのは、其の襟のスタイルが、全然イケてない―と云ふ事実だった―

 着こなしのせいもあろう―似合う人もいるだろう―が、此方はどうも似合わないのだ―ずっとタートルネックを着ていたからかもしれない―と思ったが、此のスタイルが好きではないのだ―

 如何にも着物を着ました―と云ふ感じが濃厚に出るからかもしれない―

 晴れの日、白い半衿の襦袢を着て、袴、白い鼻緒の草履を履く予定はある―が、普段着の場合、襦袢は要らない―と云ふのが、現在の正直な感想である―

 因みに、某和服屋の動画を見ていたら、

「知人のゲージンが、着物の下にワイシャツを着て顕れた。其れを見た瞬間、カッコいいと思った」

 と語っていた―ワイシャツに着物―此方のイメージには、昭和のドラマでよく見かけたスタイルに思われた―記憶違ひかも知れない―

 で、試しにとスーツ用のストライプの入ったワイシャツを着て、長着を着てみた―イマイチである―続いて、柄モノのシャツを着る―此れもイマイチ―彼是、色違いのものを試したが駄目である―さらに、襟がやや小さい、デザインの変った黒いシャツを着る、柄は入っていない―おっと、此れは悪くない―さらに、ベージュの矢張り無地の、襟が丸いデザインのシャツ―此れも悪くない―

 何が違うのか―襟よりも、喉元が隠れる方がいいと気づく―タートルネックが気に入ったのも、其のせいに違ひない―

 序に、勝手な感想を書いておくと、アンサンブルに長襦袢の着いた3点セットを、ネットで良く見かける―大概が淡い蒼の襦袢で、絵柄が入っている―其れが高価なものかはしらない―唯、単純に其れが素敵だと感じないのだ―長着を着てしまえば、見えないのだが、着てみたいと云ふ気にまるでならない―いや、ハッキリと着たくないと思ってしまふのである―

 初めてジャガイモを使ってニョッキを造った―ソースは昨年夏、無農薬農家から手に入れた完熟のトマトで作ったトマトソースである―ほとんどケチャップかと思うほど、時間を掛けて作ったトマトソース―不味い訳、ないだろう―

 本日も執筆出来たことに感謝。

 惟神霊幸倍坐世

 最新作は此方

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