由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

気温9℃まで上る―出掛けようと思って、鏡を見たら、着物の裾から糸が解れているのを発見―糸は切っておいたのだが、さらに解れてきた模様―已む無く、脱いで縫うことにする―もしプロに頼めば、裏地も取り替えて、恐らく本体価格より高くなるのではないか

 皇紀弐阡八百六拾参年参月六日

 七時起床。ヨガ。

 酵素米朝食。

《ブロンド奴隷》テリー・レノックス―アップデートとリライト。昨日からペースが上ってくる―第一章は矢張り文章が硬い―そればかりか、視点が曖昧な箇所も散見される―第二章に入って、多少マシになっているが、総じてセンテンスが長い―当時の此れが、スタイルではあったのだろう―あの頃、編集者のHさんから指摘されたのを思い出す―其れでも、当時は自分のスタイルとして、すぐに改めはしなかったのではなかったか―

 此れで書下しとは、汗顔の至―

 リライトに当って、簡潔なスタイルに変更している―

 当初のアップデート・ヴァージョンの目論見が、既に崩れてリライト・ヴァージョンになってしまった―

 過去の作品の出来のいいものから優先的にリライト、若しくはアップデートを―と昨年から考えていたのだが―其れは別名義の作品にもう少し時間を割り当てたいからだった―

 現在、アマゾン・キンドルにて68本が配信されている―但し、続き物が多いので、作品数はその半分ほどだろうか―

 かつての紙の時代に出版した作品は大凡100冊ほどになると思ふ―つまり、70作品前後は未だ手を着けていないことになる訳だ―果たして、間に合うだろうか―今後、リライトよりアップデート・ヴァージョンを増やす必要がありそうだ―

 天気よし。気温9℃まで上る―出掛けようと思って、鏡を見たら、着物の裾から糸が解れているのを発見―糸は切っておいたのだが、さらに解れてきた模様―已む無く、脱いで縫うことにする―もしプロに頼めば、裏地も取り替えて、恐らく本体価格より高くなるのではないか―

 さらに、羽織の袖も解れているのを発見―此れは矢張り安物買いの―しかし、店主曰く「一生モノ」―本当かしらん―

 今年の正月から今日まで、一日も欠かさず着たヘビー・ローテーションだから、傷んだのか―古いモノだから、すでに耐用年数が過ぎているのか―はたまた、元ゝの縫製が悪いのか―しかも、縫う前に、パソコン・チェアに坐った際、ビリッと臀部が10糎ほど破けた―此処も縫ってみる―幸いと云ふべきなのか、羽織を着てしまえば、見えないところではあるのだが―

 裾も裏側だから、見えにくいのは見えにくい―が、場合によっては人目に晒される危険はあるのである―

 或いは、ビギナーで、着物の着方に問題があったのかもしれない―色ゝと勉強にはなる―

 抑、仮に15万のスーツを買ったとして、二ヶ月超、毎日欠かさずに着ると云ふことは、普段着ではないのではないか―其の考え方でいけば、既に減価償却は終った―とも云えなくはない―

 縫い終えて、気持ちを切替え、陽が高いうちに出掛ける―案外、判らないようだ―其れに、自分で直したとなると、また別の意味での愛着が湧いてくる―が、一生着続けるかどうかは不明である―

 雪が大分融けて、スタスタと歩ける―此れだけでも有難い―そろそろ、此方でもスニーカー―そして、紋を入れた草履の出番かな―

 帯状疱疹―かいかい―アチアチシャワーで解消―

 扨、浴衣に襷掛けで、メンチカツ造ろう―

 本日も執筆出来たことに感謝。

 惟神霊幸倍坐世

 最新作は此方

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