由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

三年前だったか、ウソつき省庁も、炎天下ではマスクを外せと云っていたはずだが―仕方ない、マスクゾンビはゾンビのままクタバルだけだ

    皇紀弐阡八百六拾参年七月日

 六時四拾五分起床。ヨガ。

 酵素米朝食。

 昨日、自宅へ戻る―駅から食材を買って帰る途中、其れほど汗を掻いていないので、此れなら単衣でも大丈夫だったかもしれない、と思ったり―実際、JRや飛行機内は其れなりに、冷房が効いていて、半袖では寒く、久しぶりに着たジャングル・ファティーグジャケットがちょうど良い感じだった―隣の女性は寒がっていたし―と、家に着いた頃から、汗が噴き出した―其の汗が止まらない―

 冷房を着ける―と、室外機が変な音を立てているので、庭に出てみると、蔦が内側に入り込んで絡まっていた―一旦、停止させてから、蔦と葉っぱを引っ張り出した―序に、突如伸びた数本の竹を、ハサミで切り倒しておく―忽ち、蚊に刺される―夏の風物詩だな、此れも―

 パソコンを開いたが、ファイヤー・フォックスがクラッシュ―彼是と試す―リフレッシュとか、再インストールとか―上手く行かない―どうやらウィンドウズ側の問題らしいと、更新をクリック―更新する間、パソコンの電源を切らないで下さいと表示される―長いので、夕食の支度をする―未だ終らない―シャワーを浴びる―未だだ―ハートランドを飲みながら、カレーなんぞを喰う―録画してあった《スノーデン》を観る―予想より、遥かに面白い―時期が時期だけにそう感じるのだろふ―此の歪んだ情報ばかりが、マスメディアによって流布され、其れがコンセンサスとなった罷り通る様子は、今では、さらに非道く、露骨になっているのが実感される―昨日の電車、飛行機の中、此の猛暑にも拘らず、未だマスクに依存している連中が、約六割―

 ネットを観ていたら、小学校に医師と云ふ名の詐欺師がやって来て、思いやりのマスクをと子どもたちを洗脳していた―熱中症は後遺症があると云ふが、絶対に責任は取らないのが詐欺師である―そんな学校には行かない方がいい―死ぬよりはいいだろふ―

 映画の途中で、どうにかパソコンが通常に作動し始める―

 別名義の作品の執筆を続ける―

 昼、天ざるにしようと、庭に生えたよもぎを収穫して食す―

 草毟りをやってから、裸足に津軽塗の下駄を引っ掛けて出掛ける―すぐにバスにすればよかったな、と立ち止まる―何より、下駄の履き心地が宜しくない―何となく、草毟りの疲労も出てきたし―其れでものんびりと歩いていくことに―参拾分以上かかって、自然食品の店に到着―ダラッと汗が―クエン酸重曹の入った水を飲んで、お買物―味噌や珈琲等を買って、スーパーへ向ふ―途中、和服姿の女性とすれ違う―日傘を差してはいたが、此の時期羽織まで羽織って、さらにでかいマスク―いや、マスク、だから、それは、つまり―ま、いいや―帰宅して、冷凍蜜柑の解凍したヤツを4つ、絞って氷とともにゴクゴク―人心地つく―脚の皮が―

 執筆を続けるが、俄に疲労に見舞われ、ベッドに横になる―昨日はよく寝られたはずだが、ウトウト―怖ろしいな、此の気温と湿度―此れから、さらに救急車のサイレンの音を聴くことになろふ―三年前だったか、ウソつき省庁も、炎天下ではマスクを外せと云っていたはずだが―仕方ない、マスクゾンビはゾンビのままクタバルだけだ―

 本日も執筆出来たことに感謝

 惟神霊幸倍坐世

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