由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

趣味でライブバーもどきをやっていたが、あれは長いこと大いなる無駄だった、と自嘲を込めて公言もしていた―要らぬ寄道だった―人生の汚点、恥部同様だった―が、

 皇紀弐阡八百六拾参年七月壱拾参日

 六時四拾五分起床。ヨガ。

 酵素米朝食。

 別名義の新作の初稿を脱稿―モチーフが泛ぶまで、思いの外時間が掛った―其の間、そして書き出してからも、彼是とヒントが与えられてきた―其れは過去に読んだ小説であったり、映画であったり、また知人との会話であったりした―

 かつて趣味でライブバーもどきをやっていたが、あれは長いこと大いなる無駄だった、と自嘲を込めて公言もしていた―要らぬ寄道だった―人生の汚点、恥部同様だった―が、其の汚点は同時に物書きとしての基本、人間観察に役立ったし、何よりもネタ、モチーフの宝庫にも、結果としてなったよふである―

 蝦夷梅雨の天候が続く―其れでも、参拾七℃の東京の毎日よりは未だ救いがあろふ―今日は曇り空で、気温弐拾参℃、風が少し湿ってヒンヤリとしている―和装で歩ける―

 今日はグリーンカレーと云ふことで、海老を仕入れに出掛ける―電動アシスト自転車に慣れておこふと、青い空の下、洋装に着替えて出発―大分要領が掴めてきたか―坂道で、サイクリング系の自転車の、ショボいワケーのをスイスイと追い抜いて―其れなりに脚力は遣ふし、呼吸も徒歩とは違う乱れ方である―何より、荷物の重さを気にせず、時間の短縮にはなろふ―

 扨、風呂上りにはヒューガルデンホワイト―

 本日も執筆出来たことに感謝

 惟神霊幸倍坐世

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