由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

此れは《ヘナヘナ小説》である。そして、ヘナヘナ小説だからこそ、そのヘナヘナを極めてやりたい

 七時起床。ヨガもどき。

「ドクトル・マノン《Trans Beauty》トランス・ビューティ 7」昨日、推敲を終えて、あらすじ等を書き、彼是やってアマゾン・キンドルに提出するところまで、一気に進めた。

 久しぶりの集中力。此れも体質改善計画の恩恵か?

 配信は今月末頃を予定。「6」から実に一〇ヶ月ぶりの続編の配信となってしまった。その前も間が空いている。事情は御存知の通り―

 と書いて、この「はてなブログ」からの読者がどの程度いるのか不明である。元々FC2ブログのときから、極限られた読者向けの発信だったし、急に人が増えるとも思われない。

 が、一応簡単に整理しておきたい。

 此の作品は第一部、第二部の構成を考えていた。元々のモチーフは第二部にあった。一時「引退宣言」を行いながら、ほぼ一〇年ぶりに現役復帰したのも、実はこの第二部がずっと頭にあり、其れを書きたいと思ったからだった。其れが復帰の理由のすべてではないが。

 第一部は從って、本編に対する謂わば序章のような位置づけだった。執筆していくに從って、噺がふくらんでいく。全然悪いことではない。今までであれば、ある程度の形式を鑑みて、物語を縮めただろう。特に枚数に制限のある紙の本等の場合は。そうした制約がない今は、思い切り創造の、そして想像の翼を廣げることが出来る。譬え、其れで作品のバランスが崩れようとも、気にせずに書くことにした。

「5」を終えたところで、一旦時間を起き、「6」で噺を一気に推し進めて、「7」若しくは「8」で第一部を終えよう、と云うのが昨年時点での大凡の構想だった。

 その後、体調面の問題があり、また手を着けた《鎖のエンブレム》が、此れまた想像以上に噺が廣がってしまった。

 今年の夏に「7」に取り掛った。が、「7」では到底終らないことが判った。恐らくは「8」「9」まで続くだろうと。此処まで噺が長くなった最大の理由は、ヒロインへの思い入れに依る処が大きい。

「7」では新たな相手役が登場することで、ヒロインの魅力がさらに深化した、と自負している。また、「1」から読んでいない読者でも、いきなり「7」を読みはじめたとしても、それなりの感興を味わうことが出来るのではないか、とも。

 今の正直な気持ちを云うならば、未だヒロインとお別れしたくない、未だ未だ付き合っていたい―そんな心境にある。そのため、今後の展開がどうなることか、現在の処、不明である。

 以前も書いた通り、此れは《ヘナヘナ小説》である。そして、ヘナヘナ小説だからこそ、そのヘナヘナを極めてやりたい、と。今も其の気持ちはある。

 此のひと月、ヘナヘナではなく、別の扉を啓いて向こう側へと身を置いていた。そうしたいと云う気持ちは、実は以前からあり、其れをさる著名な方に背中を押されて踏み入った次第。

 今回はひと月で戻ってきたが、次は何時になるのか判らない。戻る気持ちはあっても、戻れないかもしれない。

「貴方の最高作は?」

ネクスト・ワン」 (C・チャップリン

 皆、そうありたいと願う。しかし、同時に、最新作が恒に「ラスト・ワン」になることも現実には大いにあり得るのである。

昼前ヨガもどき。暖かい蕎麦を頂く。

 体質改善計画は今日も続く。

 近くのスーパーへ出掛ける。皆マスクだ。入口にはマスク着用を呼びかける貼紙。そしてアルコール消毒液が置かれてある。

 そんな中、一階の隅に喫煙コーナーがあり、定員三人迄とある。偶に吸っている人を見かける。

 マスクを着けてどうやって喫煙するんだろう―とは誰も思わない。マスク外して吸うに決ってる。では、マスク着用を呼びかける意味はなかろう―と真っ当な頭の持主ならそう思う。が、現実は違う。

 マスクしてない人がほとんどいないと云うことは、真っ当ではない頭の人間がほぼすべて、と云うことなのだ。

 午後、身内の書類作成を頼まれ、彼是と事務作業。普段とは使う頭が違うので、ナカナカ。

 ぶらりと散歩と買物。近所の自然食品の店を覘く。南瓜二つに無添加の山葵、辛子等を買う。眼についたのがフライパン。中華鍋と銘打たれたナカナカの逸品だとか。入手がナカナカに困難で、値段もナカナカ。

 買って帰り、無農薬のドデカイ薩摩芋をその鍋で揚げてみる。ケンピにしようと思ったが、其のままで十分甘い。序に、冷凍して置いた枝豆も揚げる。

 扨、明日からひと月ぶりに帰省する。墓参り等をして、お伊勢参りである。

 ブログの更新が滞る場合アリ。

  

 本日も執筆出来たことに感謝。

 惟神霊幸倍坐世

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