由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

現代アートとは都合のいいジャンル分けである。中身が薄っぺらくても、そー云えば通用する―そんな作品が多い。ま、現代のブンガクも、そーらしいが。

 七時起床。ヨガもどき。

 昨日、三〇年来の知人と三年ぶりに我が家で会食。

 身内とさらに二〇代女子も参加。初めての手打ち釜揚げ饂飩等を頂く。

 未だ互いに元気でいることが、何より有難いことだと感じる。

《美畜図鑑》リライトを進める。

 気晴らしにツィッターをやっているが、どうやら昨夜、アカウントを乗っ取られたらしい。有難いことに、フォロワーさんから教えて貰って、直ちに対処する。

 数日前から、別のサイトでも混乱が起きていて、運営側も問合せが殺到して、対処に苦慮しているらしい。

 何時でも何処でもワルは蔓延る。

 執筆。外はスゲー吹雪、と思ったら、青空が覘き、よし、出掛けようぜ、と思ったらまた吹雪だ。

 でも出掛けた。近くの文学館で知り合いの知り合いの展覧会があると云うので、出掛けたのだ 

 矢張り、外に出るなり、すぐに吹雪く。

 真っ白い視界の中を歩いて、到着。

 展覧会場では、この後、前衛舞踏をやると云うのだが、そー云うのを見る気分にはほど遠い。此方も其れなりの気合を入れないと、あー云うのは見られないのだ。

 以前、親しかった人が舞踏をやっていて、度ゝ観て、そー思ったものだ。

 会場には彫刻やらオブジェが並んでいる。それなりのレベルの作品だと思うのだが、好きかと問われれば、イヤー、と應えざるを得ない。

 現代アートとは都合のいいジャンル分けである。中身が薄っぺらくても、そー云えば通用する―そんな作品が多い。ま、現代のブンガクも、そーらしいが。

 今日観たものは、おどろおどろしいものが多くて、此れもこんな天気の日には、一層気分が沈んでいく。

 別の部屋では、此の後踊る舞踏家の、過去の映像が壁に映し出されていた。

 あー、やっぱり此方だな。此れもおどろおどろしい。おどろおどろしいと何となく前衛舞踏らしく見えるが、おどろおどろしいのが好きではない人には、唯ゝおどろおどろしいのだ。舞踏家当人たちの意識は知らない。

 演っている方はナカナカ大変だろうと思うのだが、観る方は頭を使わないと、其の世界を感受出来ないのが、つれーのだ。

 第一、何故此方が彼らに周波数を合わせなければならないのか?と云う素朴な疑問が、現代アートには恒に付き纏う。普段からその周波数を使っているのなら、どーってことはないんだが。まー、そー云う周波数は、一般人は使わない。

 本当は、一般人にも通じる周波数で踊って貰いたいのだが、そうなると前衛舞踏ではなくなってしまう、と云う無限ループ状態に陥るわけさ。

 そー、今日みたいな日は、頭を使うのは全然イヤだ。

 無理に感性を啓く気持ちもないし。こんなときは、退散するのが利口だな。

 扨、風呂でも入って、野菜スープでハートランドだな―

 本日も執筆出来たことに感謝。

 惟神霊幸倍坐世

 最新作30日グリニッジ時刻午前零時配信開始なんだな

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