由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

莫迦丸出しの痴上波テレビを見せられる―コガ某と云ふ輩、未だ存命らしいが、我ゝ日本人の敵が出てきたぞ―幸い、音声は消えていたが―要らぬ神経を立てられる

 皇紀弐阡八百六拾参年参月九日

 七時起床。ヨガ。

 酵素米朝食。

《ブロンド奴隷》テリー・レノックス―アップデートとリライト。後半に突入。

 第一章のぎこちない文体が、中盤からこなれた感じになってくる―最初に斜め読みで再読したときにも感じたが、濡場は其れなりのテンションを維持している―当時の熱気のようなものが伺える―

 セールス的にイマひとつだったのは、テリー・レノックス名義にしたためだろふ―事実、此の後、Y社長から、

「此のままじゃ、片肺飛行だからなあ」

 と云われて、テリーがもう一度登場と相成った―其れでも、此れは企画としては失敗だった―但し、内容は全然悪くはない―極めてノーマルな作品だが、此の前後、実は其の方向性もアリだと感じたものだった―出来れば、今、其れを書きたい―と願ったのを思い出す―譬えば、制約はあるもののスポーツ新聞の連載でも良いと―が、此方が望んだときに、そう云ふ依頼があるとは限らないのだ―

 新たな着物が届く。御召のアンサンブルに浴衣―早速、試着してみる―流石に同じ米沢でも、御召となると着心地が違ふ―さらに、光の加減による光沢もナカナカ―例によって、画像とはかなり違ふ―そして、少しカビ臭い―今夜は緑茶で脱臭だな―

 そいつを羽織って、買物へ―何だか、ウジャウジャと観光客が歩いてる―こんな汚い雪が残っている街に何しに来たんだろうか―近くの料理屋には、大型の観光バスが乗り付けてた―よせばいいのに―

 買物の帰り、四人連れのオバハンとすれ違う―サングラス―歩きながら、汚くモノを喰ってやがった―あんにょんはすみだあ―と聴こえた―

 夕方、急遽、付添で整骨医へ。一時間ほど待合室に―莫迦丸出しの痴上波テレビを見せられる―コガ某と云ふ輩、未だ存命らしいが、我ゝ日本人の敵が出てきたぞ―幸い、音声は消えていたが―要らぬ神経を立てられる―以前から痴上派を見ると、頭痛に見舞われるが、今はさらに非道いのが改めて判る―

 予定していた枚数迄はたどり着けずに、今日はオシマイ―

 本日も執筆出来たことに感謝。

 惟神霊幸倍坐世

 最新作は此方

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