由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

武蔵野市の乗っ取り市長の策謀が却下された御目出度い日であるから、美味い鮪で一杯やろう。あゝ云う、心のネジ曲がったのでも、世に貢献するときがあるらしい。失職したら、またお祝いすっから、な。

 八時起床。ヨガもどき。

 ライブの疲労がようやく収まる。

 玄米。納豆。蜆味噌汁。茶殻ふりかけ等を頂く。

《美畜図鑑》頭からリライトを行う。

 野菜が足らないし、天気がよいので、午前中から自然食品の店まで歩いて出かける。

 雪道である。市の野球場の脇の道は、僅かに二〇センチの幅しか、人の歩いた痕がない。其処をヘロヘロと歩く。

 キャベツ、白菜他、葉物。さらに肉類も購入。徒歩であるから、リュックに背負ってナカナカ重い。

 帰りはダラダラと下りが続く。行って戻って一時間強。雪道だから、股関節辺りに疲労が―

 既に壱拾弐時半。昨日造った鶏ガラスープでビーフンの拉麺もどき。大変澄んだスープで評判も宜しい。

 メールを見たら、今日、パソコン・モニターが到着するとある。が、配達予定とは別に、配送指定日が明日になっている。どっちなのか不明だ。

 晩飯は手巻き寿司と云うことで、魚屋へ行きたいが、モニターは一刻も早く欲しい。と云うことで、身内に行って貰って、此方は仕事場で執筆を続ける。

 スキャナーが矢張り動かない。壊れた可能性も高い。治すには少々古い。改めて買うには安くない買物である。

 残った本はすべて自宅である。自宅には同じ型のスキャナーがある。今、焦って残りの本を自炊しなければならない―と云う訳でもない。

 残りは三割り程度だろうか。其のすべてを

自炊するのかどうかも妖しい。例えば、三島由紀夫の全集を自炊した。が、全集をネットで安く買うまでに、単行本をかなり買い揃えてあった。

 わざわざ其れを自炊する意味があるのかどうか。電子書籍になれば、単行本の装丁はどうでもよくなる。其処に活字が普通に読めるように表示されれば其れでよいのだから。

 かと云って、今更売る気にもならない。手続きが面倒と云うこともある。ブック某でほとんどタダ同然で持って行かれるのもイヤであるし。

 時間が余ったら、自炊する、と云うことになるのだろう。

 パソコン・モニター。配送会社に電話で問い合わせたら、明日午前中に指定されたとおり到着だと云う。アレ?確か、日曜日に配送だったはずだが。よく判らん。

 捨てる日本製モニター。リサイクルのマークがないので、メールで送ってくれと依頼。電話が掛ってきて、すぐに捨てるならマークは不要で、何か他のモノを送るから手続きしろと、相変わらず無愛想なおんなの対応である。メーカーの名前は武士の情で云わないでおくが、ありゃアマゾンの品陣より駄目だと云っておく。もう二度と買わないから、どうでもいいんだが。

 扨、今日は武蔵野市の乗っ取り市長の策謀が却下された御目出度い日であるから、美味い鮪で一杯やろう。あゝ云う、心のネジ曲がったのでも、世に貢献するときがあるらしい、素晴らしいじゃないか。失職したら、またお祝いすっから、な。

 本日も執筆出来たことに感謝。

 惟神霊幸倍坐世

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