二重マスクが流行りらしい。甘いな。其の程度じゃ、まあだまだだ。最低でも五枚は重ねろ、痴情派に出てくる詐欺師がそう云ったら、本当にやるんだろうなー。墓場までずっとしてろ

　皇紀弐阡六百八拾壱年壱月壱拾日

　七時起床。ヨガもどき。

　玄米。蜆味噌汁。納豆。卵。茶殻ふりかけ。

《おんなキャビンクルー【美畜図鑑】》リライト・ヴァージョン。

　現在、三〇〇枚。此のままで行くと、上下二巻になりそうだ―数日前にも書いた（確か）。が、其れで収まるかどうか、俄に妖しくなってきた。先のことは判らないが、三分冊と云うことも有り得そう。

　となると、オリジナル・ヴァージョンも三分割しなければならない。此れまでにも似たパターンがあった。唯、本作品は大きく分ければ、前半と後半に分けると、物語が判り易く、読み易い。で、寝ながら考え直した。

　いっそオリジナルは単独で配信して、リライトは別に配信した方がスッキリするのではないか、と。併載と云う形が、読みやすいかと云えば、そうでもないだろう―

　オリジナル・ヴァージョンはアップデートに若干の推敲を行う。リライト・ヴァージョンは骨格となる物語は同じだが、キャラクタアを一新、濡場をすべて書き直した《書下し》の形で配信する―なんて、どうだろうか―なんて、考えてみた。

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　例によってフリーズが近づく。素早く原稿を保存して、コピー。再起動。其の間に昼前ヨガもどき。

　来週、自宅から戻ってきたら、ＳＳＤかＨＤＤを換装だなー。其れで済めば、まーいいか。

　序でに自宅のモニターも買い替えだ。勿論、メイド・イン・ジャパンではなく、台湾さー。

　昨日の残った白菜クリーム煮にパスタを入れて頂く。

　執筆。おっと、またフリーズがちけえぞー。一旦シャットダウン、買物へと脚を伸ばす。オーガニック珈琲を買おうと思ったら、どのレジも一〇人以上並んでいるので辞めた。こう云うのは耐えられない性分なのだ。今日が祭日だからか？

　遠回りをして、帰りにドラッグストアで水を買う。最近、薄い、すぐに潰せるペットボトルが増えてきたが、確かに処理が楽だ。何故か此の仕事場のある地方では、プラの日が設定してあって、無料で持っていく。自宅では燃える塵芥として、有料なのだ。どうせ、一緒に燃やすんだろうが。但し、ペットボトルの日ってのもあったけど、大概不在で、家にはペットボトルが次第に山を形成しはじめていたっけ。

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　ついつたーで知った噺。専門ドクトルの噺だから、事実だろう。

　普段は滅多に見ない、臍帯の短い赤ん坊が昨年来、急激に増えている。其の場合、出産が非道い難産になる。その理由は―

　マスクだ。妊婦のときにちゃんと酸素を吸っていないために、それがお腹の赤ちゃんにも行かず、そのため臍帯が自然と短くなる―と云うのである。

　既にマスクの弊害は一部で盛んに云われて来ているのに、街を歩けば、痴情派に出てくるエテ公を信じて、マスク、マスク、マスクだ。子供にまでマスクをさせて―

　今は二重マスクが流行りらしい。甘いなー。其の程度じゃ、まあだまだだ。最低でも五枚は重ねろ、痴情派に出てくる詐欺師がそう云ったら、本当にやるんだろうなー。墓場までずっとしているといいぞー。棺桶には生前使用したマスクを入れて、送り出してやろうじゃないか。

　扨、今夜は例の卵で天津丼。

　本日も執筆出来たことに感謝。

　惟神霊幸倍坐世

由紀かほる「憂国記」

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二重マスクが流行りらしい。甘いな。其の程度じゃ、まあだまだだ。最低でも五枚は重ねろ、痴情派に出てくる詐欺師がそう云ったら、本当にやるんだろうなー。墓場までずっとしてろ