由紀かほる「憂国記」

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最後に自炊したのが五〇年ほど前の《三島由紀夫》の自決を特集したボロボロの月刊誌だった。紙が触っただけで、破れるほどの劣化ぶりである

 六時四五分起床。ヨガもどき。

 本日は午前中からお世話になっている先生の処へご挨拶。

 昨日の出来事。

 一月前から動かなくなったスキャンスナップ。彼是とサイトを見ては、手を尽くしたが動かない。蓋を開けると起動はするのだが、紙をセットして青いスタートボタンを押すと、明りが消えて停止してしまう。

 セキュリティが邪魔をしていると云う説もある。汚れが非道いせいと云う説もあった。

 確かに、最後に自炊したのが五〇年ほど前の《三島由紀夫》の自決を特集したボロボロの月刊誌だった。紙が触っただけで、破れるほどの劣化ぶりである。相当、中は汚れが溜ったことだろう。内部にまでこびり着いてしまったかもしれない。だから、何度となくクリーニングをしてみた。が、ダメである。

 諦めて、買い換えようと思い、まー、中古でいいよ、前もそうだったしなー、と思い、ネットを検索すると、一万出せばそこそこのが買えそうだと知る。

 自宅にはもう一台あっから、焦って買う必要もないちゃあ、ないんだが等と考えると、どうにか故障を直せないかなーと、また昨日チャレンジ。

 ずっと気になっていたのが、スキャンスナップ・マネージャーと云うアイコン。ウィンドウズの入ったマウスコンピューターに繋いでいたのだが、そのマネージャーが起動しない。理由は判らない。其れでも、今までは何の問題もなく、スキャンスナップは動いていたのだ。

 が、昨日になってマネージャーを再ダウンロードしてみた。すぐに古いヤツをアンインストールしろと表示され、云われるままにアンインストール。そして、ダウンロードしたのをインストールしてみた。

 と、パソコンの画面右下に《スキャンスナップが利用出来ます》と表示された。え?と

思い、スキャンスナップに《諸君・三島由紀夫特集》をセットした。もう三〇回はセットし直してきただろう。

 スタートボタンを押す―

 と、其のまま読み取りが始まる―

 ナカナカの感慨に見舞われた。

 嗚呼、中古を買わないで良かった良かった。★

 天気予報は外れて、吹雪が舞う中出掛ける。

 地下鉄を乗り継ぎ、タクシーで先生宅へ。

 昼過ぎまで歓談する。

 未だ三ヶ日、何処も休みだろうなー。やっているのは百貨店のレストラン街かー、て訳で駅の某有名百貨店のレストラン街へ。エレベーターを降りると、其処は人混みだった。入口にはマスクの着用を強要する文言があったが、こんな混雑しててもいいのかあ?

 どの店の前も行列している。皆マスク。此方はノーマスク。

 諦めて帰りかけるもの、身内が蕎麦屋ならと行ってみると、すぐに入れた。一〇割蕎麦だけ頂いて出る。

 珈琲カップが欲しいなーと云うので、階下に行ってみる。タケーのタケーんだが、そー云うセンスじゃないんだよなーってのが並ぶ。

 やがて、ちょい安めの処で、手頃な感じのを見つける。序に、小鉢やら蕎麦用の皿、箸なんぞを買う。カップは結局辞めた。

 駅へ向うと、ちょうど遅れてきた電車に上手い具合に乗れた。

 また吹雪いている。こんな中でもお年始に伺えただけでも良かったなー。

 本日も執筆出来たことに感謝。

 惟神霊幸倍坐世

最新作他既刊は此方から

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