由紀かほる「憂国記」

日記もどき 最新作の情報等ゝ

Fight Against Shedding 龍宮神社のお祭りで、法被姿のオッサンたちが眼に付く。皆、マスク。マスクにヴァクシンと云う最狂、最凶の組合せで街を歩かれた日にゃあ、そりゃもう

 皇紀弐阡八百六拾弐年六月弐拾参日

 七時起床。ヨガもどき。

 酵素玄米。茶殻。蜆生姜味噌汁。藁納豆。長芋。大根おろしちりめん。

 Fight Against Shedding

 一昨日、午前中に買物へ。自然食品の店を二軒廻る。二軒眼で、シェディングの噺をしたら、皮膚が敏感ならと進められたのがワセリン。一般に出回っているものより、かなり高価である。風呂上りに全身に塗るといいと云う。さらには髪の毛にも。其の日から試してみる。

 午後、龍宮神社のお祭りで、街が何時になく賑わっている。久しぶりに、近くの展望台まで歩いて登ろうと身内と出掛ける。法被姿のオッサンたちが眼に付く。皆、マスク。此方としては気温は高い方なのだが。あの恰好で神輿を担いだんだろうか。

 もう何も云う気はしない―と云いたいが、傍迷惑も甚だしいと云っておこう。マスクにヴァクシンと云う最狂、最凶の組合せで街を歩かれた日にゃあ、そりゃもう。

 現在、ショット済の約三割が帯状疱疹になっていると、海外では話題だが。

 扨、山道の入口で、早速ドクダミソウを発見。実はこんな日にちょいとした山登りを承諾したのは、薬草を探せると思ったからである。すでにドクダミソウ、スギナは確保した。当日のターゲットはクマザサとよもぎである。

 それも入口辺りで発見。取り敢えず、クマザサを歩きながら、採取していく。

 此の山道を歩くのは一〇年ぶりくらいではないか。近頃の脚力の衰えが次第に感じられるものの、森の中は涼しい。四〇分ほど掛けて展望台へ出る。誰もいない。快晴。汗が心地よい。暫く休んで、帰りは歩道された道を下っていく。よもぎは手頃な若い芽のものが見つからず。

 帰宅して、クマザサを洗って、ネットに入れ乾かす。此れはどくだみ茶にブレンドして飲む予定。

 屡ゝ、痒みが腕や肩に出てくる。

 夜、寝ていると、手首に帯状疱疹。アチアチのお湯で対処する。

 昨日。クマザサとドクダミソウをフライパンで炒って、煮出してみる。大分いい香りで、飲みやすくなっている。

 彼方此方の痒みは日中、ずっと続く。其の度に、アチアチの湯、若しくはドクダミチンキで対処する。

 夜、寝る前にイベルメクチンを飲むかちょっと悩むが、其のまま布団に入った。

 朝まで、痒みナシ。此処でふと、思ったが、もしイベルメクチンを飲んでいたら、其の効果と思っただろう。別にイベルメクチンが効かないと云いたいのではなく、事実此れまで随分助かっている。が、こう云うこともある、と云う噺である。

 今日になって、痒みはほぼ出てこない。午前中、雨が降る前にと庭に出て、雑草として生えているよもぎを収穫。

 葉を切って、洗い、フードプロセッサー、ミキサーでペースト状に―と思ったが、出来なかった。多分、新芽ではないせいではないか。香りはいいが、水を入れて青汁状態でなければ、どうにもならない。当初、手打ち饂飩を作る際に練りこもうと思ったのだが、繊維質が残っていてちょっと無理そうだ。風呂に入れて、使うのが妥当かもしれない。

 因みに、一昨日はスギナ風呂。昨日はドクダミとクマザサの煮出した残りを風呂に入れてみた。湯がネットリとした感じになり、身体が芯から温まるのを実感した。

 肌から吸収する―と云う手も忘れてはなるまい。

《おんなキャビンクルー【魔婬】Fourth Stage》執筆。

 扨、ドクダミとクマザサの茶殻を風呂に入れ、一汗―

 本日も執筆出来たことに感謝。

 惟神霊幸倍坐世