皇紀弐阡八百六拾参年弐月日
七時弐拾起床。ヨガ。
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本日、税務署へ申告書を提出に行く。之で何度眼か―すぐに判る―実際に脚を運ばなかったのは、一度だけのはずである―弐年前、投薬治療でずっと雪の中にいたのだった―
今日は雨模様と云ふことで半ば諦めていたが、降り出すのは夕方と云ふので、着物で出掛けた。気温壱拾参℃。羽織があれば、マフラーも要らない。梅がすでに咲きほころんでいた。此の時期は此方が良い―雪は精神を呼吸困難にさせるのだ―
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昨日、着物で帰省。そう云えば、着物で公共交通機関を利用したのは初めてだった。特に問題はない―
千歳の持ち物検査―ノーマスクでも何も云われない―スイスイ行けるかと思ったら、使用機の到着遅れで参拾程遅れた―羽田で乗りたかったリムジンバスにも乗れずに、久しぶりに電車を乗り継いだ―本来、此方の方が安いし、早い―が、羽田の京急の乗場へ行くと、此処でも弐拾分以上待たなくてはならなかった―しかも、妙に混んでいる。そう云えば、千歳空港も混んでいた―あ、天長節で祝日のせいか―と気づく。
焦らずに、トイレの個室で、緩み掛けた帯を締め直す。
今回もスカイマーク。三度眼になるのか―満席だった。しかも、座席指定するのを忘れていた―チェックインする際に、座席を指定しろと表示されたので、調べたら残り一席。参列の真ん中だった―まあ、慣れないと、こう云ふこともあらあな―
毎度、キットカットと珈琲がサービスで出てくるが、要らない―そんな身体に有害なものを出すくせに、マスクを強制するって―しかも、暫くすると、
「飲食がお済みの方はマスクの着用を」
とアナウンス―一度、本音を聴いてみたい―本気で之が有効と信じてやっているのか?其れとも、上からの指示で仕方なく茶番劇に付き合っているのか?
どうやら、日本の航空会社は時間によって活性化したり不活性化する新型ウィルスの開発に成功したらしいぞ―流石、技術立国ニッポンだ―
途中で機長のアナウンス―やたらと早口で、聴きとりづらいが、最後に、
「本日のキャビンクルーは之が最初のフライトです。苦しい訓練を潜り抜けて、晴れて今日、フライトとなりました」
同じことを二度繰り返した後、
「どうぞ心の中で、彼女たちに拍手を贈ってやって下さい」
思わず拍手して遣りたくなった―が、当のキャビンクルー。折角、憧れの制服に身を包み、綺麗に化粧してきたものの、貌の半分、白い不潔な布で隠れてる―
恨むなら会社を恨め―
此処まで航空会社がマスク強要を続けたのは何故だろう―製薬会社やマスクの会社と何処かで繋がっているのか―唯の阿呆揃いだからか―マスク真理狂の信者は、脱会出来るんだろうか―
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別名義の新作。執筆が進む。当初とは違ふ結末になりそうだ。判らない処がミソ―
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スーパーでイワシの開いたヤツが売ってたんで、2つばかり買ってきた。大葉もあるし、フライで頂く。自然食品の店で野菜もたっぷり買ってきたしな―
本年も確定申告を終えられたことに感謝。
惟神霊幸倍坐世
予約開始。最新作は此方