皇紀弐阡八百六拾弐年参月弐拾六日
七時起床。ヨガモドキ。
酵素玄米。蜆味噌汁。茶殻。藁納豆。
本日、執筆前に、縁側にて《盗賊》読了。短い円団の御蔭で、どうにか読み終えることが出来た。昨日、云いたい放題を云ってしまった。後になって削除しようと思ったが、まー、暫く放置して―今日、さらに付加えておこう。
ラストシーンは秀逸であった。そして、恐らくは此のシーンが初めから用意されてあって、其れに向って小説が書かれたのだろう―と想像する。途中で、ダラダラ(此方はそう感じたが、当人はそうは思っていないだろう)とした、ほとんど意味のない記述の訳も、其れで説明がつく。
タイトルの付け方の上手さには定評があるが、此れもそうだ。
主人公には何の魅力も感じない。登場人物全員に魅力を覚えない。其れは此方が貴族でも子爵でも男爵でもなく、吹けば跳ぶよな超三流の《庶民》だからだろうか。此の見栄っぱりの、虚栄だけに縋る哀れな連中に、どうして此方が共感しなければならないのだろう。働かずとも金に困ることなく生きていける、そんな輩とどうして通じ合うことが出来よう。
文学作品としての形は整っている。が、其処には誰もいない。誰も呼吸している人間はいない。皆、形而上の、観念の産物である。
今回、《真夏の死》(新潮文庫版)から再び三島作品を読み返しているが、もう《盗賊》を読み返すことはないだろう。わたしに取ってはそう云う作品であり、また残された時間を鑑みてそうなるに違いない。
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昼前ヨガモドキ。塩拉麺。評判良し。
ヘタヘタ作品をさらに執筆。何処へ行くのか、何処まで行くのか未だ判らず。一月ほどしたら、またヘナヘナに戻るかもしれない。
《おんなキャビンクルー【魔婬】》は未完だし、此処で投げ出すのは許されまい。既に構想は出来ている。セカンドステージと同様、更に逸脱していけると思う。
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扨、グリーンカレーっつうのを久しぶりに造った。今回は念願の地元の甘海老を投入。
では、また明日。
本日も執筆出来たことに感謝
惟神霊幸倍坐世
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