由紀かほる「憂国記」

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振り返ってみると、病に罹ったのは、食生活に原因があったのはほぼ間違いないだろう、だから体質改善計画なのだ

 七時起床。ヨガもどき。

 曇り。最高気温一八℃か。もう暖房が欲しくなる季節。今年の夏が異常だったから、感覚が狂っているが、まあ、こんなものだろう。此れから一気に冬へ。一月後には、チラチラと白いものが舞っているだろう。

 朝食。玄米。味噌汁。漬物。鮭のほぐし身。自然の卵掛け御飯。今日も元気だ。

 執筆。昨日、第三章を仕上げた。其処をもう一度推敲する。

 引続き、体質改善計画を執行していく。

 玄米の効用についてはご存知だろう。実際に一週間、毎日最低二食を玄米にしてみた。諒かなのは通じの良さだろう。元々、便秘ではなかった。寧ろ、胃腸は弱い方だった。特に若い頃は。冷たいものを夜八時以降に飲むと、其の後は大概下った。其れが四〇前くらいからなくなってはいたのである。

 此処数十年、朝はパン、昼麺類、夜御飯のパターンで通してきた。夜はパスタのことも多い。

 特に此の五、六年は体重を気にして、炭水化物、特に白米を食べないようにしてきた。一年前までは、ダイエット目的で蒟蒻をネットで箱買いして食べていた。

 美事に痩せたが、蒟蒻が好きな訳ではない。そして数年食べて、飽きた、

 その前はヨーグルトを食べまくった。其れで確かに通じはよくはなっていたのである。

 が、今の通じの良さは、そのときとは違うのが判る。体調自体が上向きになり、それは気持ちの面にもハッキリと顕れている。

 以前から、このブログを読んでいる数少ない読者はご存知だろうが、此処に至るまでの過程を鑑みて、此れは実に有難いことに感じられるのだ。

 単に通じの問題だけではない。

 一年ほど前に、例の病になった。

 血尿→個人病院で検査→炎症と診断→内視鏡検査→病発覚→総合病院で再検査→入院手術→再入院手術―

 と云う経過を終えて、未だ此れから二年間は定期的な内視鏡での検査が続く。

 ところで、病の原因は何か?ドクターは何も云わなかった。此れだ、と指摘することは出来ないからだろう。どのドクターにも、喫煙の有無を訊ねられた。三〇前に辞めて、一度も吸っていない。煙草との因果関係を疑問視する人もいるが、どうだろう。

 今、自分なりに振り返ってみると、食生活に原因があったのはほぼ間違いない。

 自炊をまるで苦に思わない人間である。寧ろ料理好きでさえある。コンビニ弁当、ファストフード、居酒屋チェーン店の料理はほとんど口にしない。旨いと思わないからだし、粗悪な素材、多くの化学調味料、保存料などが使われているのも知っていた。

 では、自炊の素材はどうかと云えば、なるべくいいものをと思ってはいたが、野菜はほぼスーパーで買う。米も減農薬を選ぶが、無農薬ではない。水は水道水をフィルターでろ過した程度のものを遣ってきた。塩は完全な天日干しではないものを遣ってきた。

 この三つだけでも、どれだけ身体に負担を掛けてきたかが、今なら判る。此れだけが病の原因だったとは云わない。が、一因だったことは間違いない。

 今の試みは、今後の自分の身体をどれだけ真っ当な状態に持っていけるか、その結果として、病の進行がどうなっていくかを確かめるためである。

 と云う訳で、今日も自然派の店に行き、デカイかぼちゃや、無農薬煎茶等を入手してきた。

 未だ未だ、チャレンジは続く―

 本日も執筆出来たことに感謝。

 惟神霊幸倍坐世

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